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『理想論』では片づけられられない理想論

漠然と怖くなる瞬間「生きてる」って実感します。

こんばんは綴音 夜月です。

冒頭にも書いたような漠然とした恐怖に襲われる瞬間に多く出逢います
その度に何かを辞めたくなって、新しい場所に逃げたくなって
逃げる場所も覚悟もなく落胆するまでがオチです。
ただ今日はそんな苦痛を吐き出しに来たわけではなく、
一旦の整理をつけ片付けた結果を綴りに来ました。
決して「病んでる」要素は一切ないです。
ただただセーブポイントとしての記録を書き綴ります。

最近で一番辞めたくなったことは恥ずかしいですが
現在所属している『部活』です。
というよりギターを手放したくなったんです。
好きで始めた事から逃げたいと思ってしまうことはすごく贅沢で
自分自身無責任だと分かっていながらも
浮き出てくる何かを抑えるのに必死の毎日でした。
何かが嫌いになったわけでも、
「誰かのせい」というわけでもなく
ただただ終わりのなさに恐怖を感じてしまったから。

器用な性格でも物覚えがいいわけでもない私自身が
自分の前にある壁を壊すどころか前に立つことすら足がすくんでしまう
と臆病さ故の逃避癖が抜けきれないままです。

何かを始める度に挫折を味わう前に逃げる選択肢が頭を過ぎる
卑怯な思考の持ち主。
ずっと誰かに認められたいとそんな我儘で繋ぎ止められてきました。

少し先のことを考える足取りは考えられないほど重いのに、
ガラスの反射越しに映ったギターを背負う姿は好きでした。
傷ついてしまう想像をするのは苦しいけれど、
弦と擦れるたびに硬くなる左手の指先は心地よかったです。

それで言うのなら執筆もそうですね。
超短編小説をTwitter上に投稿している期間中
不意に辞めたくなった瞬間が来ました。
どこまで続いて行ってしまうのか、
逆にいつまで続けることが許されているのか。
あるはずもない期限を恐れていたから。
ただ、形にならなくても誰に届いたか分からなくても
届けられたひとりからの『届いた』を
取りこぼさずに噛み締めたいと
最近は恐れる暇もなく思います。

きっとこれからも何かを始めては辞めたくなるを
繰り返していくような行為を繰り返すのだろうなと思います。
この臆病さを矯正するには当分時間がかかりそうです。
ただ、後で振り返ると何かを恐れ決断の瀬戸際に晒されている
状態が一番私自身が生きているように思える。
何を言っているのか自分でも半分分かっていないけれど、
苦しんでる時間も愛してると言いたいです。

だから小説を描く事も音を奏でることも
全部全部結局大好きなんです。
そう思わせてくれた人たちには心から感謝しないといけないと
思い返すことが多いです。

こんなまとまりのない言葉を読んでくれることも
きっとひとつ感謝しなければいけないことだと。
本当はこんな醜いこと書かない方がいいって分かってます。
綺麗なままでいた方が鮮やかなままで終われるでしょう。
ただ私がここを捨てれずにいるのは、
もし、いつか私の名前が賞賛される対象になった時
『なんだこの人も人間なんだ』
って誰かの息を楽にできる材料を等身大で残していきたい。
きっとそんな願いだけなんです。
これも届くかなんて不確かなこと考えるだけ怖いですけどね笑
ただきっと無駄じゃないと、
無駄にはしないと胸を張って今ここで誓います。

今、正直全てが怖いです。
でも正直全てが最高に楽しいです。
生きてるなって思ってます。
ただ息をするだけじゃなくて、存在してるって思えます。

そう思わせてくれている
私と関わる全ての人に心から「ありがとう」って伝えたいです。
でもそれは物理的に不可能だから、
与えてもらった分の結果でお返しをしたいです。
これからも生きていきたいです。

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