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アニメ「魔女の旅々」9話の勢いで書いた感想

最初の頃の様な後味の悪い短編話のような9話でしたね。先週までは明るい話でしたがこれも短編ものの醍醐味かと。

人生、というか旅をしていろんな人と会えばいろんな人生もありそれが明るい人生も辛い人生もあるってことなのかなと思います。

今回の話は最終的に殺人鬼は親友で2回も親友を殺した魔女の話となりましたが元々虐待を受けていた親友は叔父に引き取られまた虐待を受けることもなく、元々受けていた両親に復讐して人生を終えた。

一方、魔女は親友を処刑した罪からも親友も救うと努力し、過去に戻ったがどっちみち犯人は親友であり2回も親友を殺した。だが被害者をこれ以上出さずに決して消えない憤怒の感情は魔力の消費と代償に親友のことも何を目的に動いていたか、という記憶を失い現代に戻った。

言い方を考えれば幸せなのかもしれない。

もちろん、最初から両親の虐待に気づきそこで救われたのかもしれない。たとえ現代に戻って親友を失ったままでも彼女の心はまた違ったはず。

だが彼女たちに起こった現実は虚しいモノだった。

言い方を考えれば幸せなのかもしれない、と述べた。親友は両親に復讐を終えて良かった。魔女は被害者をこれ以上出さずに殺人鬼を殺し、記憶を失ったのも良かったのかもしれない。あんな憤怒の感情になるなら記憶を失ったほうが幸せなのかもしれない。

唯一、救われないのは全部を知っている魔女イレイナかと。

イレイナはこれまでにいろんな人にあっていろんな人生に触れてきた。

旅人だからあまり干渉しないイレイナだったがこの時間をきっかけにイレイナは変わるのかわからない。また見ている僕もこう感想を言うだけであまり干渉する必要もないかもしれない。人生の一部を見ていろんな感情になったり影響されたりはするけど結局過ぎてしまったこと。しかも他人の人生ならばふっきれた考えもいいのかも。

今回は過ぎてしまったことを過去に戻って無理にやり直すファンタジーありきのモノだったがこの結末なら過去に戻ることすら後悔することも、しなければ良かった、と思うことも。時間という取り返しのつかないことを無理にしようとすればそれなりの代償がつきもの。タイムリープを主体とする物語によくあることかと。


もっといろいろ述べられそうだけど勢いだけなのでこの辺で終わります。

魔女の旅々も9話と終わりに近づいていますが来週も楽しみです!

それでは終わります。