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NEEDY GIRL OVERDOSE 感想

ちょっぴりメンタルが弱い女の子の育成ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』をプレイ。

このゲームはインターネットで活躍しているにゃるらさんが作ったゲームでゲーム内でもにゃるらさんを匂わすような文章だったり構成だったり出ているのが魅力的でもちろんほかにも優秀なスタッフによるものだったりにゃるらさんを知らなくても楽しめる内容となっています。


ゲーム画面

とりあえず最初は自分なりに楽しもうとプレイしました。
あめちゃんとイチャイチャしたければするし配信やってフォロワー稼がないとゲームオーバーという名の一つのエンドに到達するので30日経つまで自分のやりたいようになりながらゲームオーバーに気をつけて進みました。
例えゲームオーバーになったりしても日を巻き戻せるから「ここの選択肢間違えたか?」くらいの日にちまで巻き戻せるのがストレスなくて良い。

フォロワーが少なくてあめちゃんが実家に帰ったり既読無視するからっていなくなったりするエンドもあって難しいところだ。難しい&めんどくさい女だ。

既読無視と言ってもめちゃくちゃ無視してたわけじゃなくてただ一つの解答にスタンプを押して終えただけ。その後にあめちゃんがスタンプで返そうとも一つ返事したから良いよねって感じで放置してたらいなくなっちゃった。
めんどくせ〜〜〜〜
このゲームはメンヘラ女性配信者と同棲している設定でゲームだけどプレイヤーである俺は「ピ」。その「ピ」は彼ピでもかのピでもプロデューサーでもそこはプレイヤーの脳内で処理できるので満々で自分はメンヘラ女性配信者あめちゃんの彼ピって思い込んでプレイしてたのであめちゃんとエッチしたりあめちゃんが配信の姿「超絶天使」で配信してオタク共をブヒブヒさせてる裏では自分はあめちゃんとでかけたりエッチしてるという下心MAXなオタクの妄想ばりの心境だったけどこう「LINEのようなチャットのやりとりがめんどい」という現実世界みたいな思考までいくの、リアルで好き。

たまにヘラって長文を送るあめちゃんのめんどくさささえ愛おしく感じるほどになってしまった。

だがあるエンドでは有名になり、配信者界隈で有名な事務所にスカウトされてそこのマンションに住むことになるがトラブルを避けて同棲はできないとのことでそのまま別々の道を別れるエンドになる。

まぁしょうがないか…と矢先にあめちゃんの裏アカで同じ配信者の彼氏が出来た→その彼氏は二股してた→あめちゃんヘラる→・・・・・・

こんな流れが来て割とあめちゃんとイチャイチャしてたけど別れた矢先にこんな目に遭うの、もう既に別れてるからNTRではないしそんな自分も複雑な気持ちになるようなことではないがあめちゃんの悪いところ全部出ていてやはり複雑となった。

じゃあどうすればいいんだ…って。

フォロワーが早く増えるために増えやすい配信、エッチな配信をしてて急激したフォロワー数に快感を与えてしまったからか…

その辺も人の思考やらがリアルで面白さと怖さがあった。


そのエンドの途中で30日経つ前に発生するエンド・ゲームオーバーなんだけどあめちゃんとエッチするしかない選択肢が出てひたすら「する」エンドやあめちゃんからのチャットの返しが全部「好き」という『好感度を上げすぎた故のエンド』でもうこれ別にバッドエンドではないからこれはこれで俺のハッピーエンドでよくない!?とも思う。ヘラってもう戻れない精神状態になったり有名になって天狗になって新たな彼氏に振り回されたり人生メチャクチャになるよりこっちのほうが良いよ。きっと。


「これがゲームでよかったね」

ホントだよ。
このエンドに限らず「メンヘラな彼女と同棲」で考えられそうなこと大体やってるじゃん。
そりゃあ自分はメンヘラな彼女と付き合ったこともなければ彼女なんていた経験ないからあまり言えないけどもうこんな目に遭うのはゲームで充分だよ〜(とほほ…)

とはいえ、めんどくさい女、ヘラる女、ヤンデレメンヘラは大好物なのでこーゆーシチュつらいけど好き~~~~というのがたくさんあった。

ただ中にはマジで真に受けちゃうからできない・苦手っていう人もいる。ぼくは真に受けてからの自分の心も傷つけながらもプレイしていたのであまり参考になりませんが。


あ~この顔好き~~~~

病み度と好感度が多い状態で見れる表情…最高!


配信者とかネットでの活動者に
限らないけどこのゲームで起きたことと似ていることが現実でも起こったりするからな・・・
そういうタイプの炎上や事件が起きるたびにこのゲームを思い出す。

これがゲームでよかったね。

現実がゲームだったら良いのに…

ネット、仮想、幻想、現実
似ても似つかないが同じようなもの。
自分がその気だったら全部一緒でいいのかもしれない。


結果、全部のエンドを見てみたけどどれが本当のハッピーエンドなのだろうかとかあめちゃんの幸せとか考えるとそこは自分の中で決めても良いのかも。
自分の場合だとさきほども言ったけどもうあめちゃんとセックスするだけのエンドが一番よいって思った。

なかなかエンドにたどり着けなかったりしてその他のあめちゃんのめんどくささと勝手さから「この女ぁ…」とかキレそうになったけどエンディング全部見終わった後に出てくるエンディングを見たら納得したしこれは見てほしい。

あめちゃんは・・・あめちゃんなんだなって・・・

最初はあめちゃんのことを彼女とゲームに入り込んでプレイしてたけどこの最後のエンドを見るころにはあめちゃんの彼氏でもあり友人や親のような心境になってしまった。


あめちゃん、強くなったな。




このゲームも25万本以上も売れたらしい。
その分あってとこのゲームのテーマといい動画配信で実況する人がいて数十万、数百万の人気ゲーム実況者があのにゃるらさんの作ったゲームを実況している…!!ってだけで前からにゃるらさんを知っている身としては後方腕組みドヤ顔してしまうな
「フ…ついににゃるらもここまできたか…」的な。

まぁぶっちゃけその実況は見てないんだけど唯一みたのがこのけもみみおーこくのねこますさんの配信だ。


普通に笑っちゃった。

さて、プレイヤーはあめちゃんに振り回されているのか、プレイヤーがあめちゃんを振り回しているのか、それともねこますさんの手の上で踊らされているのかって話。


またこのゲームの主題歌をあのKOTOKOさんが歌っているのも驚き。発表されたころはTLがざわついた。

音楽サイトで結構聞いているほど好き。

自分は美少女ゲームを知らないからゲーム内の「美少女ゲームをプレイしている人ならわかる構成」も知らないしKOTOKOさんもなんとなくくらいしか知らないけどシンプルに良い曲。

令和の曲なのにニコニコ組曲に入ってたよね?って記憶改善されそうな古を匂わせながら「最新」の部分も感じさせる。
NEEDYGIRLから2ⅮGIRLになるのも好き。


このゲームもにゃるらさんも好きなので他のところでゲームのことやにゃるらさんの詩的な部分、文章も好き。


にゃるら氏に聞く,「NEEDY GIRL OVERDOSE」に込めたディープな想い。幸せな結末は存在しなくても,あなたの思う幸せはあるかもしれない (4gamer.net)





⇧この本もオススメ。
このゲームのような、薬をやって病む人の感情に触れたときに恐怖心、足がすくむような気持ちになるけどにゃるらさんが書くエッセイでもそれと似たようなものがあり個人的に好きである。
にゃるら構文も好き。NEEDY GIRL OVERDOSEのゲーム内というかあめちゃんの発言もにゃるら構文のような、もはやにゃるらさんを美少女化したようなあめちゃんの中ににゃるらさんを思いせざるおえない箇所があってすこだ、、、

にゃるらさんだけの話になりがちだけどほかのゲームスタッフによるものもあって最高のゲームができたと思うので延期とかあったけど無事に良いゲームになってよかったです。

まとめ。いろいろ言ってきたけどとりあえず言いたいことはコレ。


NEEDY GIRL OVERDOSE・・・・・・・100点!!