【いまさら作品紹介】『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010』


仮面ライダーを1度でも見た人にこそ見て欲しいMOVIE大戦シリーズの第一弾。
作品としては10年も前の物ですが僕にとっては『革命作』なので紹介したいと思います。

キャッチコピーは「本当の終わり。本当の始まり。」

物語はディケイド編⇒ダブル編⇒MOVIE大戦(共闘)編の三部構成されています。

仮面ライダーディケイド編

テレビシリーズでは"未完"の物語となった『仮面ライダーディケイド』の完結編。

主人公・門矢士(演・井上正大)が辿り着いた「全てを破壊する」という意味がこの映画には込められています。

前作『仮面ライダーキバ』の主人公・紅渡(演・瀬戸康史)の「ディケイドに物語はない。」という思いきったメタ発言は今年の9月まで放送されていた「平成ライダーシリーズ」にまで影響をもたらす重要なセリフだった模様。

この作品でディケイドは

『永遠の旅人』

『物語をもたない主人公』

『平成ライダーシリーズを繋ぐ線』

という重要な役割を10年に渡って紡いでいくことになります。

門矢士という男の偽悪的な生き様が全てこの作品に詰まっているので是非。
見所は冒頭にあるライダーが倒されるシーン。初見の人は衝撃を受けるはず。

仮面ライダーW編

テレビシリーズの0話。"ダブル誕生"の秘密と主人公・左翔太郎(演・桐山漣)とフィリップ(演・菅田将暉)の邂逅を描いています。

左翔太郎の師匠である"おやっさん"こと鳴海荘吉を演じるのはアーティストとしても有名な吉川晃司さん。とにかく演技が渋くて『ハードボイルドで理想的な男』を演じています。

そして鳴海荘吉が変身する仮面ライダースカル。『仮面ライダー』作者の石ノ森章太郎氏の『スカルマン』をオマージュしたライダーだとか。

この作品を見ないと仮面ライダーWは語れません。

MOVIE大戦

スーパーショッカーとドーパントの激闘を描くディケイド×ダブルの共闘編。

バイクが並列走行するシーンはライダー史上初の試みということもあり制作スタッフの気合いを感じるクオリティ。鳥肌モノです。

スカルのライダーカードを渡すシーンは感慨深いので是非見てください。

最後に

エンドロールが終わっても気を抜いてはいけません。終わりは始まり。ダブル本編でも人気のあの男がかっこよく登場します。

ちなみにディケイドは終わりません。彼にとっては再出発でもあります。

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