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腐るデジタルというアイデア

枯葉が腐っていくように、
デジタルデータに、腐る、腐敗する機能をつけたらいいんじゃないかと
おもったことがある。
デジタル画像と、現実の世界が違うのは、
デジタルが、くさらないという点にあると思う。
こう書くと、なんだか、変な表現かもしれないが、
枯葉のイメージなんです。
経済学者シルビオ・ゲゼルは、現代経済のアンチテーゼとして「腐るお金」の概念を提唱したそうで、彼の理論では、お金に使用期限を設けることで貯蓄のインセンティブを減少させ、経済の循環を促進するという目的があったそうです。
僕の思った、イメージは、もっと素朴で、
枯葉です。
デジタルデータのひとひらが、
朽ちていってほしい・・・・
という思いがこめられています。
デジタルタトゥーとして、
デジタルの消えないトラウマとして
のこるのではなくて、
自然界の摂理を、やっぱり、いれたほうが、
いいんではないか、と思った時期がありました。
例えば、jpegを作る時に、
この画像は、腐らせますか、腐らせないことにしますか、
ということを、選択できるとかね。

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