お片付け

息子の部屋を片付けた。
高校受験の時買った参考書や教材が、とっても綺麗で沢山出て来た。
CDやDVDの袋もあけていない。
リサイクルの本屋さんが近くにないので処分する事にした。

積み重なる教材を見て
「随分買ったねー」
と言うと
「やらなくて悪かったね」
と、息子が言った。

「いいよ。どんどん捨てちゃお」
と私は笑った。


だってこれらは、息子が欲しかったものじゃないから。

私の心配から買わせてしまった物だから。
つまり、私の為の安心教材だった。
どうしたら覚えられるのか、成績が上がるのか、私が必死だった。

私の必死さが、どんどん積まれて行った。
ビニール紐で十時に縛って持ってみた。

重い。
ずっしり来た。

この重さ(重圧)を息子は受け止めてくれていたのだと思うと、感謝しかない。

だから、綺麗に捨てちゃお！
こんな物いらんいらん！


ゴミ袋は7つにもなった。
本や段ボールの束も10個以上はできた。

パンパンだった押し入れも半分位になった。

部屋がスッキリした。
本棚もスッキリした。

息子の顔も、スッキリしていた。

疲れたけど、息子との共同作業は楽しかった。

来年の今頃、息子は夢に向かって家を出る予定だ。息子と笑いながら荷物をまとめている様子を思い浮かべる。

あと１年かぁ。。。

寂しい気持ちもあるけど、
今は、夢を持てる様になった息子に感謝の方が大きい✨

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

読んで下さりありがとうございます