兎田ぺこらの涙とカバーの問題点について

この記事を読んでる人は、ぺこらの問題の経緯は概ね知っていると思うので詳細は省いて簡単に説明すると。

1.配信中突然ぺこらが泣き出す。※1
2.メンバー限定配信でその理由を少し語る。※2
「ぺこらが運営に手ひどく駄目だしされた企画が他のところでやってたのを見た。自分の頑張りが足りないから自分はだめなのか悔しかった」
「ファンに恩返ししたいけど大きな事はもうできなさそう」
「自暴自棄になったけどファンの声でなんとか踏みとどまった」
「スパチャもらってもファンのためにしたいことができないからやめるか考える そのままつけるかもしれんけどとにかく考える」
「他のホロメンも我慢してるけど言わないだけかもわからんけどぺこらは言わないと前に進めなかった」
「今日で吐き出したし元気にまた配信したい」

つまり、ぺこらの不満をまとめると、運営は沢山のマネージメント料を取っているにも関わらずその対価であるマネージメント・サポートが拙く、そのことがファンに対して申し訳ないということです。
運営はファンから集めた金を何に使っているのだと言う不信もあるのでしょう。

ホロライブは多額のマネージメント料をホロメンから徴収しています。その金額は公表されていませんが、最低でもにじさんじと同じ売上の50%(全体の35%)は徴収しているのは間違いないでしょう。
この割合は、ホロメンの再生数が1万にも満たなかった時代には赤字だったと思います。
再生数が2-3万程度だった時代にはちょうどよかったと思います。
しかし、今は再生数は何十万にもなっている時代には高すぎです。
再生数が10倍になれば収入も10倍近くなるでしょうが、カバーが負担する経費は10倍にもならないからです。

しかし、カバーは1つの企業であり、ホロメンは数十人のライバーの集まりです。
ホロメンがカバーにクレームを入れても、ホロメンは各個撃破されるだけです。そしてそれはこれまでも何度も行われてきました。
しかも、Vtuberの命であるアバターを握っています。
ですから、カバーがその気になればホロメンを強制卒業させて処刑することも可能なのです。そして実際にカバーは全く落ち度のないホロライブCNの6人を強制的に卒業させました。彼女たち6人はカバーの中国事業撤退というカバーの都合だけで処刑されたのです。その結果、彼女たちの1年近い活動は全て無駄になりました。

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そしてカバーは、信じられないほど法外なマネージメント料を徴収しているにも関わらず、全くと言いほど仕事をしていません。
会長はそのことについて以前冗談めかして暴露していましたが※3、実際にカバーの無策と怠慢と不誠実により大きな炎上に巻き込まれました。
カバーは会長からスーパーチャットだけで、それにも関わらずカバーは5600万円程度のマネージメント料を徴収しています(令和3年1月時点)。
グッズや広告収入やメンバーシップなどの含めれば実際の金額はもっと高額になるでしょう。
カバーにはそのマネージメント料に見合う、マネージメントやサポートを行う必要があるはずです。
しかし、カバーはまともな仕事をしていません。
カバーの意向でbilibili進出させられていたにも関わらず、台湾問題がNGと説明を受けていなかった会長は台湾問題に触れてしまい大炎上しました。しかも、その後のカバーの不誠実な対応により問題は深刻化しました※4。
炎上後、Twitterやyoutubeは深刻な荒らしの被害に見舞われていますが、カバーはまともに対応していません。荒らしに対するレポートやブロックはアカウント所有者が行うことが最も効果的です。その作業は数千万円ものマネージメント料を徴収しているカバーが行うべきでしょう。1日1万円でバイト君を一人雇って作業させればすむ仕事です。1年365日やってもたった365万円、会長がカバーに支払ったマネージメント料の1割にも満たない金額です。
しかし、今でもTwitterの荒らしは放置されています。会長の80万人ライブでは会長は配信中一人で30分以上、荒らしをブロックする作業に追われていました※5。
それ以外にも例えば著作権問題で非公開にさせられた動画は未だ多くの動画が非公開のままです。これも本来であればカバーのスタッフが公開作業を行うべきものでしょう。
イベント時のスタッフの不手際も目立ちます。これが完全無給のボランティアならば仕方ないにせよ。数千万円も徴収しているマネージメント料の対価としてはあまりにもおそまつだと言わざるを得ません。

このようにカバーはホロメンから多額のマネージメント料を徴収しているにも関わらず、そのマネージメント料に見合う仕事をしていない。
そしてそのカバーの傲慢と怠慢は、ホロメンとカバーの力関係の格差により今もなおまかり通っている。
これが今回のぺこらの不満と不信の根源であり、これまでも何度も起こってきた炎上の原因であると思います。
そしてこの問題は、カバーの顧客である我々ホロライブファンが声を上げない限り変らないと思います。

※1【心配】兎田ぺこらの目に涙!?スパチャ読み中に突然配信が終了【ホロライブ】
https://www.youtube.com/watch?v=KcCqybgsDdU

※2やらおん 【ホロライブ】Vtuber 一番人気の兎田ぺこらさん、配信でガチ泣きした理由が判明する・・・この子良い子すぎるわ・・・
http://yaraon-blog.com/archives/189609
兎田ぺこら 涙の理由 運営への不満 まとめ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38172020

※3桐生ココから謎の闇組織に、初収益をガッポリ抜き取られる覚悟を促される尾丸ポルカ
https://www.youtube.com/watch?v=VVjOqS0wUUg

※4 桐生ココの台湾炎上事件まとめ
https://note.com/tubotuboooo/n/nfd4358a4c8f5

※5桐生ココ【歌耐久】目指せ登録者800,000人!🎤Sing till I reach 800k!!🎵
https://www.youtube.com/watch?v=6Jdn7o3eSrU

ダイアモンド “投げ銭”で1億5000万円超の人気者も登場、日本発で世界を見据えるVTuberプロダクションの野望
https://signal.diamond.jp/articles/-/527

追記 カバーの売上と損益の推移
2018年 3月
売上 300万円 損益-2040万円
2019年 3月
売上 1億3600万円 損益-6271万円
2020年 3月
売上 14億7900万円 損益+1億7546万円
2021年3月は売上30億円は余裕で超えるでしょう。カバーはその売上と利益に見合う仕事する責任があります。

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