桐生ココの炎上事件について中国人と5日話した内容まとめ

はじめに

桐生ココの炎上事件について、あまりにも不条理だと思ったので、私は様々な活動をしました。
Twitterで中国人の嫌がらせTweetを報告したり、redditにポストしたり、会長にファンレター出したり、pixivのリクエスト機能を使ってみかじ絵作成を依頼しました。
その中で理解ある中国人と話をすることができました。
彼は非常に誠実に私との会話に応じてくれました。しかし、そんな彼ですら今回の事件については心底怒っていたのです。
そして話をしていくうちに彼らがなぜ怒っているのか分かりました。中国人の怒りには理由があったのです。そしてその理由は順を追って考えれば納得行くものでした。
その話をまとめたいと思います。

問題の発端「国による文化・価値観・タブーの違い」

まず今回の問題が始まる前、中国のファンはホロライブを愛し支えていました。bilibiliのホロライブ公式や各ライバーの公式チャンネルは中国のボランティアによって運営されており、無償で字幕も付けられていました。そして桐生ココのチャンネルもファンによって運営されていたのです。彼らは私達と同じホロライブを愛し支えるファンだったのです。
そして今回の桐生ココの朝ココは、中国のファンの協力のもとでbilibili動画にミラー配信されていました。これはカバーも承認していた公式の配信です。
当然中国で配信する以上中国の法律やbilibiliの規約を守り、中国人の国民感情に配慮する必要があります。
そして、中国において、台湾問題は重大な規約違反であり、最大のタブーです。どんな形であれ台湾を国として扱うことは中国人には挑発行為に映るのです。
カバーは、vtuberを中国で配信させるのであれば、bilibiliの規約をvtuberに説明しておく必要がありました※１。
しかも、ホロライブでは6月にもちょこ先生が、チベットを国として扱ったため問題が発生し、カバーは再発防止策を中国人に約束していました※２。
しかもBilibiliの規約は極簡単なものです。「台湾やチベットなどを国として扱うな」と説明するだけで十分でした。
しかしカバーは５分で終わる簡単な説明を行ったため、今回のような事件が発生したのです。
満足な説明もせずに、中国で配信させるなど丸裸で戦場に放り出すようなものです。そりゃ地雷を踏んでしまうことだってあるでしょう。

参照
Bilibili規約
https://link.bilibili.com/p/eden/news#/newsdetail?id=135
台湾の問題は規約のA 1.2に該当する。また中国人に確認したところ、vtuberが踏みそうな地雷はA 1.2だけだということが確認できました。
つまり、「台湾やチベットを別の国として扱うな」とだけ説明しておけばいいだけだったのに、カバーはそれを行わなかったのです。

6月11日のカバーの声明
https://t.bilibili.com/399642579432058924

炎上が拡大した理由１　不幸な行き違い

ちょこ先生やはあちゃまも台湾やチベットを取り上げたのに、なぜ桐生ココだけがここまで攻撃されているのか。
それは彼女のその後の不幸な行き違いにより桐生ココが故意に台湾を取り上げ、中国人を挑発したとみなされたからです。

桐生ココが問題の朝ココをあげてから自粛となるまでの間、彼女は２つの動画を上げています。
朝ココを見て怒った中国人は桐生ココに謝罪と説明を求めました。これに対して、彼女はコメント機能をメンバー限定にするなどブロックを行いました。これによって中国人から中国を挑発したとみなされました。

しかし、桐生ココがなぜこんな対応をしたのかは、日本人目線で考えればすぐに分かります。日本で活動する桐生ココにとって台湾問題は『何が悪いか分からないけど規約違反で削除対応した』ものであり、既に終了した問題でした。
それにも関わらず大量の中国人が突如として謝罪と説明を求め押し寄せたのです。中には嫌がらせをしていたものもいたと思います。それは当然荒らしにあったと判断するでしょう。そこで彼女は荒らしをブロックしました。
そして中国人は、桐生ココがブロックをして配信を続けているのを見て、桐生ココが故意に台湾を取り上げ中国を挑発したとみなしました。
そして炎上が拡大しました。

炎上が拡大した理由２　カバーの対応

またカバーは問題の発生だけではなく拡大にも関わっています。
カバーはこれまでも問題が発生すると、vtuberを雑に処罰して事を納めようとしてきました。過去にも著作権の問題が発生した時は過去の動画をすべて非公開にしました。
しかし、これが今回の事件では問題を拡大させます。
今回の問題に先立ち、bilibiliではホロライブの全チャンネルの配信を１ヶ月停止させました。これが一般のホロライブファンも激怒させ、問題の発端となった桐生ココに怒りが向かいました。

結局全部カバーが悪い

今回の問題は、全てカバーに責任があります。
カバーはvtuberから売上の５０％を徴収しています。おそらく桐生ココからは５０００万円以上のマネージメント料を徴収しています。
カバーはそれだけのマネージメント料を徴収している以上、そのマネージメント料に見合う仕事をするひつようがありました。
しかし、カバーは今年６月に中国人に対して、統一問題について再発防止を約束したにもかかわらず、vtuberたちに「台湾やチベットなどを国として扱うな」という簡単な説明もしなかったのです。

ただし、現在の中国人の攻撃には対応が必要です。

中国人が怒ったことには理由があります。
カバーが約束を破り対策を怠った結果、統一問題という中国の逆鱗に繰り返し触れたからです。
しかし、今の中国人の目的は既に桐生ココを引退させることに切り替わっています。そのため、現在Twitterなどで熾烈な攻撃がなされています。
また中国人の攻撃対象は、桐生ココのことを述べた人にまで及んでいます。そのため、今回の問題に触れたがうる・ぐら、角巻わためなどは既に中国人の攻撃を受けています。
このままでは会長は、復帰した後も誰ともコラボができなくなってしまいます。復帰した会長を一人にしないためにも、Twitterの嫌がらせTweetを見つけたら報告・通報にご協力ください。
よろしくおねがいします。

※ 通報の仕方
この方法で同じ人のTweetを５つ報告できます。なので１アカウント１回で通報できます（他の４つは通報の反映がなされないので分かりにくいですが）。
桐生会が目についた嫌がらせTweetを通報するだけで大分違ってくるはずです。