vol.2 自分の好きが分からない人が増えている
こんにちは、水上里美です。
理想の働き方を見つけるには、好きなこと、得意なこと、人生の目的から考えましょうと前回の記事でお伝えしました。
だけど、、、
「自分の好きが分からない」
「自分が何を求めているか分からない」
こんなご相談を受けることがあります。
これって思考のクセが引き起こしていることで、自分で意識することで治すことができます。
治すというと語弊があるかもなんだけど、だんだん輪郭がはっきりしていく感覚ですね。
実を言うと私もそうでした。自分の好きって何ー??分からないって思っていました。今日はどのように改善してきたのかをお伝えしますね。
なぜ自分の好きが分からなくなるのか?
ここに1000万円あります。
1年間何もしなくても良くて好きにお金を使ってもいいと言われたらあなたは何をしますか?
瞬時に答えが出せなかった人は、自分の好きと嫌いのベクトルが曖昧になっています。
ではなぜ、曖昧になっていくのか?
赤ちゃんの頃はおっぱいがほしくて泣く、おむつが気持ち悪くて泣く、嫌ならご飯もベーするなど自分の感情に素直に行動ができていました。
だけど、少し大きくなると、
「ご飯は残しちゃダメよ」
「ピーマンも食べてね」
「牛乳飲んで大きくなってね」
「幼稚園休んじゃだめよ」
など、周りからの声かけと周りの反応を見て(ご飯残さないとお母さん喜んでくれるんだ!など)周りの承認を得るために、嫌なことを飲み込み始めます。
すると、
「ピーマン嫌いだけど、、、食べれないことはない」
みたいに「嫌い」のベクトルが曖昧になっていきます。
そして、この世は2極のエネルギーでできているので、
嫌いが曖昧になると好きも曖昧になるという法則。
結果どんどん「好き」も曖昧になっていくのです。
自分ではなく周りを優先させることが良いことだと家庭でも学校でも教えられて自分に我慢をして周りを優先させてきまがしたが、その結果自分の好きが分からないくなっている人も多いと感じています。
私は個人的に頭の頭の中にモヤがかかったような体感がありました。
今はだんだんと輪郭が見えてきた感じがしています。
好きの輪郭をはっきりさせる方法
①西洋占星術などの自己理解ツールを使う
私は西洋占星術が好きなので星で読みますが、今はたくさんの自己理解ツールがあります。老舗で行けば、四柱推命とか九星気学など、ストレングスファインダーや16タイプ診断などネットで気軽に診断できるものもあります。闇雲に探すよりも、どんなものが好きなのか?傾向が分かったほうが早く見つけることができます。
ちなみに、西洋占星術の場合は、好きなものは金星星座で見ると良いです。
一例を挙げると金星星座が、
牡羊座 新しいものが好き
牡牛座 五感を刺激するものが好き
双子座 おしゃべりや情報取集が好き
蟹座 気のおける仲間や家族が好き
獅子座 目立つことが好き
乙女座 整理整頓が好き
天秤座 おしゃれが好き
蠍座 深く考えることが好き
射手座 精神的な学びや読書が好き
山羊座 古いもの(アンティーク)が好き
水瓶座 ITや宇宙的なものもが好き
魚座 スピリチュアルが好き(だけど現実的)
こんな感じで一例を挙げましたが、一つの星座でも複数のキーワードがあるのでいろんな側面から自分の好きを見つけることができます。
金星星座が分からない方は、こちらから星座を出してみてくださいね。
②日々の出来事から探す
好きを見つけるのは難しいことかもしれませんが、嫌いを見つけるのは結構簡単です。
日々の出来事から、これ嫌だな、私は好きじゃないと思った時、どうだったら嬉しいか?どうだったらよかったか?を心に問いかけます。
例えば、「お母さんがうどんに、◯の素をふりかけるのが嫌だ」と思ったとしたら、
添加物が少ない食べ物が好き
という、好きを見つけることができます。
これをストックしていくことで自分の好きがだんだんはっきりしてきます。
少し時間が取れたら、今まで生きてきた中でこれが嫌だったを全部書き出して、じゃあどうだったらよかった?を一つ一つ書き出していくことでも自分の好きを見つけることができます。
100や200すぐに見つかります。
これをやるときに一つ注意するのは、ワーク中は自分の気持ちを最優先させること。
「お母さんだって良かれと思って、○の素をかけてくれたんだし、、、」
みたいに他人を優先させるとワークは進みません。
人にそのまま伝えたらケンカの素ですが、「心の中で何を思うのも個人の自由です」思うままに書いてみてくださいね。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
もし、自分の好きの輪郭がはっきりできそう!と思っていただけたらとても嬉しいです。
西洋占星術などの自己理解ツールを使う
日々の出来事から探す
どちらの方法も強力ですが、できれば両方合わせて使っていける変化が早いかなと思います。
では、次回は「自分を知ることが必須の時代」についてお伝えしますね。
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