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アドラー心理学を実生活に取り入れてみた/ 小泉健一 Audible感想

「嫌われる勇気」で一躍有名になったアドラー心理学を実践的に取り入れてみる方法を著者流の解釈を交えつつ解説する、という内容である。

自身の内面や考え方に重点を置いた内容かと思っていたが、どちらかというと人間関係の中で気をつけるべきポイントや著者が重要だと思っているポイントが解説されていた。アドラー心理学が人間関係を重要視していることから当然のことかもしれないが。

嫌われる勇気など他のアドラー心理学に関する著書よりもより実生活に即した内容が多かったように感じる。特に、褒めることの落とし穴とどのようなことに注意するべきかの解説は私の生活にも取り入れたいと感じた。「褒める」(「えらいね」「頑張ったね」など)は上下関係の中で使われる言葉であり、相手を対等として扱い真にその成果を評価するならば声掛けの内容も変わること、結果だけでなく過程にも評価を行うことは取り入れやすいと感じた。仕事、家庭などさまざまな場面で活用したいと思う。

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