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サブカル一人語り( バーチャルYouTuber編)

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ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 バーチャルYouTuberに関してまとめたマガ…
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#ライトノベル

Vtuberとライトノベル作家の仕事における関連性を考えてみた ~SNS時代のクリエイターとしての接し方とは

つい昨日、気になるTweetを見つけた。 この内容で気になったのは、Vtuberに対する誹謗中傷ではない。それに関してはどうであれ、今に始まったことではない。確かに問題とすべき話だが、そう簡単な話でもない。 ともあれ、自分が気になったのは、このアカウントの人物はライトノベル作家であり、デビューから数年しかたっていない点。 確かにこの作家の作品はコミカライズもされているとはいえ、実績、知名度は乏しい作家に他業種から声がかかってくる点に興味を引いた。 別にこの作家を悪く言う

ラノベの公募で受賞したら、アイドル(Vtuber)のプロデュースを任されれてしまった件。

自分のTwitterに置いては、情報の収集という側面もあり色んな作品の紹介、宣伝がタイムライン時用に入ってくる。そんな中、目に触れたのが『海鳥東月の『でたらめ』な事情』(著者:両生類かえる イラスト:甘城なつき)である。 表紙に描かれているキャラクターは何処かで見た感じだが、ライトノベルであればイラストレーターが同じ事はよくあるので、まずは気にする必要性はない。 ただ、そんなラノベの表紙というと割と定型的なフォーマットで描かれていることが多いが、この作品は表紙から外してき

『このライトノベルがすごい!2022』がヤバイ!! ~偽マフティー、Vtuber湊あくあに投票できる本年

今年のインターネットミームに置いて、偽マフティーは外せないだろう。 劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が公開というか、冒頭の15分53秒が無料で公開されたこともあり、一躍有名になって、ネタにされて拡散された。 また、偽マフティーと同様にマフティー構文と呼ばれるインターネットミームも存在する。この双方の関係性は同じ作品がネタでありながら、発生元が大きく違っているので、源流を見るとややこしい部分がある。 どちらにしろ、マフティー構文、偽マフティーはインターネット

『ロシデレ』のアーリャさんがVtuberデビューすることに、あれこれ!

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』通称、ロシデレというラノベ作品のヒロインがVTuberデビューするらしい。 先日、新たなVTuber世代、第3世代について語った。これは私が考えるに個人から出てくるモノと考えている。しかし、今回の件で再考する余地があるのではないかと考えているほど、大きな出来事だと思っている。 また、この作品単体に関しても10万部以上売れた点を前にも考察しているが、このVTuberデビューに関しては別次元であると考えている。 そして、その裏

『探偵はもう、死んでいる。』EDテーマを唄うカグラナナの違和感と起用の理由とは

さて、私の記事でも何度か題材、ネタにしている『探偵はもう、死んでいる。』ではあるが、そのEDテーマがVTuber(作品アカウトでの紹介はVアーティスト)カグラナナ氏が担当される事に、私はびっくりした。 ただ、私がこの事実にびっくりしているのはVTuberがアニメで起用された点ではない。作品アカウトでの紹介でも、ななかぐらとしてイラストレーターをされていることが明記されている、この点である。 ななかぐら名義でもライトノベルの挿絵を描かれている。そんな同業者である氏に別のライ

イラスト担当・竹花ノート「ママ」のライトノベル ~え、そこは「先生」でしょう

先の記事でアプリ「電撃ノベコミ」について調べている中で、一つのTwitterが目に入ってきた。 イラスト担当・竹花ノートママも頷くリアリティ! ここは一応補足しておかないといけないが、竹花ノートママというイラストレーターはいない。イラストレーターとしては竹花ノートであって、「ノートママ」は別の愛称である。 そして、この「ママ」の意味は子持ちを意味しているのだが、竹花ノートの性別は男性である。もはや、一般の方なら、ここまでで何の話をしているか分からないだろう。 また、ラノ

『このライトノベルがすごい!2021』がヤバイ!! ~クリエイターコミニュティの強大化

トレンド入りした『黒星紅白先生』に関しては時雨沢恵一氏が言う通り、『キノの旅』の新刊がすぐに出るわけでも、『サモンナイト』の新作が発表されたわけでも無い。 (サモンナイトシリーズを手掛けた人による新作が出ることは、前日に発表はされていたが) で、トレンド入り理由に関しては黒星紅白氏がデザインを手がけるVTuberが発表されたことが切っ掛けである。 今は時雨沢恵一氏がネタにするほど、イラストレーターの名前がトレンド入りする理由はライトノベルなどではない。それほどまでに昨今の