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初めての”ゴッホ展”に訪れて

美術館は普段あんまり行かないけど、たまたま日程があったので友達と訪れてみました。
行ってみて気づいたことは、歴史と背景を知ることで、その人の伝えたいこと、なぜその絵を書いたのか、絵の色使いはこの時代の〇〇に影響を受けているんだということを体験できたことです。芸術を言語化するのって難しい.....

1.”ゴッホ展”とは?

詳細はこちら
会期期間:2020年1月25日[土]-3月29日[日]
休館日:月曜日
(ただし、2月24日[月・休]は開館、翌25日は閉館)
開館時間:午前10時-午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
入場は閉館30分前まで
観覧料:一般1700円/大学・専門学校1300円/高校生以下無料
URL:https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2001/index.html

 ”ゴッホ展”ではゴッホが最初画家を志した所から、亡くなる直前までの作品が時代を追って展示されていました。
ゴッホってなんと27歳で画家として生きることを決意したそう。
(僕だったら、そんな決断できるかなー?いや、できないかな。)

 また、37年という短い生涯のうち、画家として活動したのは10年にすぎません。(短い人生だったけど、現代まで名や作品が語り継がれているのがすごいよね。何がここまで今の人々を魅了させるのか?あと、詳しく調べよ。)

ゴッホが大きく影響を受けたとされるのが「ハーグ派」と「印象派」の出会いです。この2つの出会いによって今のゴッホがあると言われています。
(影響を受けながら、少しずつ変化して、自分の独自性を作っていく、素晴らしいな。)

※ハーグ派→1860年から1890年までの間にオランダのハーグで活動した画家たちの呼び名である。フランスのバルビゾン派による写実主義に大きな影響を受けている。ハーグ派の画家たちは、くすんだ色合いを多用する傾向にあったことから、「灰色派 (Grijze School)」と言われることもある。
(*Wikipedia引用)
※印象派→印象派(いんしょうは)または印象主義(いんしょうしゅぎ)は、19世紀後半のフランスに発した絵画を中心とした芸術運動(英語版)であり、当時のパリで活動してい連続して開催することで、1870年代から1880年代には突出した存在になった。この運動の名前はクロード・モネの作品『印象・日の出』に由来する。(*Wikipedia引用)


2.ゴッホが『ゴッホ』になる瞬間

僕はゴッホは最初から『ゴッホ』だと思っていたのすが、実はそうではないそうです。ゴッホの芸術はたくさんの出合いによって作られ、彼一人のものではないことが言えます。彼は天才だけど、その上努力量も半端ない。
(*詳しくは彼の年表を御覧ください) 
ゴッホ(最初は画家として活動してない)が『ゴッホ』いう人間として後世に残る画家なり、現代のゴッホを作り上げていく様子がこの美術館で味わえたことが僕にとっては”非常にいい体験”でした。様々な人から影響を受けることで絵の質、タッチ感、光の具合など様々な部分で変化していき、ゴッホが出来上がる姿を絵画を通して体感することが出来きました。

3.”ゴッホ展”で何を感じたか?

ゴッホはやはり「クレイジー」だなと。生き方や絵の表現の仕方もそうだけど、弟に送る手紙が個人的には一番好きだったかも。笑
一番印象に残ったのは
「そうだ、僕は絵に命をかけた。そのために半ば正気でなくなってる。それも良いだろう」
という言葉だ。この時代でも狂気的、熱狂的ということがゴッホを突き動かしていたと思うと、今の僕にもその部分が足りないのだなーと痛感して、心に刺さったのかな。

改めて、ゴッホ展にはいく価値は非常に高いと思う。
色んなことを知れるし、考えさせられる。絵を見るだけで感動するし、何が良いかはまだまだ分からないけど、美術館巡りはまたしたいなぁ。

(追記)
サイトを見てみるとな、なんと、3月4日~3月15日まで ゴッホ展から休園になるそう、、、(よかった、ギリギリ間に合って。)
本当に奇跡的に、開園が今日までやって、ゴッホ展を見れたことはゴッホが僕に何かを伝えたいのかなと。(うそうそ、神様、仏様、ゴッホ様、本当にゴッホ展を見せてくださってありがとうございます笑)

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