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TOEIC満点の大学生。

toeic満点までの概要

経歴


高校:偏差値60行くかいかないかの地元の高校
大学:関東のそれほど頭の良くない大学(MARCH以下)

英語経歴


幼少期:自分の意識がない頃にディズニーの英語システム的なのをやっていたらしい。全く記憶にないし、両親も英語に限らず教育勉強熱心では無い。

小学校高学年:英語のクラスはさほど楽しくはなかった。難しいとかではなく、社交性を求められる感じが苦手だった。あの、アメリカンな感じ。

中学校:初めての英語の文法授業で楽しさを覚える。「文法ってパズルみたい!なんとなく好き!」がずっと強かったから勉強をちょっとして「授業中ちょっと教えてくれるアイツ。」のポジションだった、多分。

高校:好きな気持ちはありながら、難しい文法単語で一度得意度が下がる。複合関係代名詞とか漢字そんなにいっぱい使わないでくれ、漢字羅列が苦手だから日本史選択肢なかったのに。


大学受験のために数学や不必要科目の選択を外したことで英語に触れる時間が増えたことと、高校時代ずば抜けて英語がいわゆる’感覚’でできるようなクラスメイトに憧れ(発音もきちんとできる才能タイプ)、文法書の論理で問題に立ち向かうことにした(「なんとなくこうなんだよね〜」系天才肌は諦め)

大学:英文学科に進む。英語がいっぱいできると思ったが、ここは文学部なので自分の思っている英語学習はきっと英語学科とかなのだろう。自分のやりたい英語学習のようなことはあまりしなかった。
授業内容にはついていけたし、個人的にはどうしても言語に触れたかったため専攻を英語学に定めたことで、少し英文解釈を意味というよりは文法性で見る機会が増えた気がする、ほんとに少し。

大学3年終了後1年間バンクーバーへco-op留学へ。
これは本当にbest decision everだった。
英語を「使う」ことには慣れたものの、精度は気にしなくても伝わるには伝わるので、この動詞にはwithだっけ, for だっけみたいな感覚は抜けていったが。
コミュニケーションツールとしての英語力は上がったものの、僕がやっていたのはテスト形式の、どちらかといえば知識の正確さチェックとしてのTOEIC英語だったので、まぁ体感リスニングは爆上げリーディングは爆下がりの予感しかしなかった。受験しなかったがわかる。絶対にそう。周りの留学行った人とかもこの感覚はわかるはず。

帰国後、自分が留学前よりもworseだとしたら受け入れられないので、恐怖心で受験ができなかった。その代わり死ぬほど勉強した。

そして2023.10月のtoeicで965点(listening:485 / reading:480)

2023.12にtoeic990点(listening:495 / reading: 495)


TOEICの得点推移
*スコアは[合計(リスニング/リーディング)]
*太字はターニングポイント

[高校3年生]

  • 2018.7.    475(235/240)

  • 2018.10.  660(340/320)

[大学1年生]

  • 2019.9.    595(325/270)

  • 2019.12.   755(390/365)

[大学2年生(受験なし)]

[大学3年生]

  • 2021.6    855(445/410)

  • 2021.7.    800(415/385)

  • 2022.1.    800(395/405)

  • 2022.3.   855(440/415)

[バンクーバーでの留学1年間]

[大学4年生]

  • 2023.10.    965(485/480)

  • 2023.12.    990(495/495)




ターニングポイント

①〜高校3年でTOEIC660?〜

別に天才逸材神!ではないし、自慢をできるようなスコアでは決してない。それこそ高校なら英検の方が認知度が高いが、社会人とか大学生とか大人がやってる勉強の中で平均点くらい取れた!という優越感に浸り、大学受験が終わり次第すぐに勉強を一度放棄した。

② 〜英文学科で595?〜

こんな言い方をするのは非常に良くないが、個人的な感覚としては本当に、「英文なのに595?高校の時よりも低いの???」と感じた。
シンプルに「過去よりも今の自分が劣化・退化している」という感覚が昔から嫌いだった。簡単に言えば期末テストもそう。怠けて過去最低点を取った次のテストは大体過去最高を叩き出してきた。今回もそうだ。と言うことで、

③〜大1で755、就活余裕じゃん?〜

過去最高を叩き出して、また調子に乗った。天狗よりも鼻が長い。だからだ、翌年一度も受験をしなかったのは。
730点よりは高い755でとても満足していたし、それこそ860点より上の世界は大学生ではいけない領域だと思っていた。周りに誰も持っている人がいなかったし。現実味がなかった。

④ 〜初めてのTOEICガチ勉強の末の855〜

これは非常に大きかった。良くも悪くも。悪い面はもう察しているだろうが、このあと調子に乗って800点台でかなり停滞した。そのうちの800点は120分の受験時間のうち100分を寝て、残り20分長文できるだけやってあとは鉛筆転がしのようなものだった。適当に3を多めにマークして提出したらたまたま運がよく800が出たが、まぁそれはそれだ。
いい面といえば個人的に次のステップの860点に乗れるという現実味がでてきた。TOEIC高得点が可能なものだという認識になってきた。
また、この時に教材選びと勉強の仕方をかなり変えた。それまでの方法とは全く違う。いい判断。

のちに点数は下がったものの、ここで留学に行く覚悟と英語レベルの準備ができている。と感じ、このあと留学エージェントとのやり取りを通して留学申し込み。当日まで勉強は続けた。

⑤ 〜スペシャルアイテム”留学”の魔法が解けたとき〜

端的に。
TOEIC855では全然話せませんでした。
ミートアップイベントでは自己紹介もまともにできないし、カフェではパンとコーヒー1つずつって言ったらクロワッサン3つ買ってたし。話せん。
TOEIC855でも話せないのだ。
そこから、自分で言うのもなんだが、留学中かなり勉強していた方だと思う。

ここでTOEICのスコアブースターとして留学とか行こうと考えてる人へ強すぎるナイフをぶん投げます。
簡単にいうと、留学は魔法ではない。フライト買いました。ビザあります。現地つきました。1年間住みました。英語は伸びない。英語が伸びた感じがするがレストラン英語、カフェでのコーヒー注文英語がテンプレ化してその文に慣れただけだ。
とりあえず、英語を学びに留学に行く人へ。
日本でちゃんと自由時間の全てを使って勉強してから行け。以上。

留学後のTOEIC戦記


帰国後TOEIC教材を解いて感じたこと。英語慣れはしているけど、精度は留学前より低いのでは、、、?
そうこれが僕がTOEIC  を帰国してすぐに受けられなかった理由。リーディングは絶対に落ちていると言う確信。

なので大学最後の年のほとんどをTOEICのリーディングに費やしたと言える。スタバとタリーズに入り浸った。ショートのアイコしか飲まないスタバのポイントは1年で500超えた。リスニングは自分の好きな分野のポッドキャストならほとんど内容わかるし字幕もいらないので移動中はそれでリスニング時間を確保していた。

ターニングポイントでガチ勉強の末の855取得とかいたが、それの何倍も勉強したし、やり方にもこだわった。自分で自分の英語コーチングもしたし知人のコーチングもして自身を客観視もした。
ここら辺に来ると基礎はついているから精度上げと苦手ポイントを徹底的に潰していく。結局はTOEIC300点アップ!みたいな全体基礎力上げでは効果は出ないので、5点上げる。正答率1%上げる。というような意識で勉強していた。
だから、一度文法書を解き直してはっきりしていないところを抜き出して、自分専用の問題集を作ったし、990点攻略の教材の解説に納得できなければ納得できるまでchatGPTと喧嘩もしたし。chatGPTきつい言葉投げまくってごめん。


そして毎日数時間勉強の末、2023年12月にTOEIC満点を大学4年生で達成できた。


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