卓球について②【卓球のルールを知ろう!】
前回は卓球を始めるのに必要なものの紹介をさせていただきました。今回は卓球のルールをご紹介できればと思います。
卓球のルール
とにかく相手のコートに返すこと。
言葉にするとシンプルですが、卓球は回転を駆使するスポーツなので返すことがなかなか難しいことも度々。
台に手をついてはいけない
どれだけ短い球がきても手をついてはいけません。上体はセーフなので怪我をしない程度に粘りましょう。
サーブにもルールがある
サーブにも細かなルールがあります。健康や趣味で卓球をする分には気に留めなくても良いですが、試合に出るようになるとこのルールを守らなければいけませんので、試合を目標に頑張りたい方は最初から気をつけながら練習をしたほうが良いです。
主に気をつけるべき点は下記の3点です。
・ボールを持つ手は平らにして、静止した状態でほぼ垂直にトスをする。
※ボールを握ったり、手のひらや指で回転を与えてはいけません。
・トスは16センチ以上上げなければならない。
・トスしたボールは体やユニフォームで隠してはいけない。
特にトスについては一度癖がつくと治しづらいので注意が必要です。
またサーブがネットにかかってから相手コートに入った際はアウトではなく、やり直しとなります。テニスのように回数制限はありませんので何度もやり直しとなります。
試合でのルール
ゲームの進行について
サーブは2本交代。11点取った方がゲームを取ります。全国規模や国際大会では7ゲームマッチ、4ゲーム先取ですが、大衆的には5ゲームマッチ3ゲーム先取で行われることが多いです。昔は1ゲームが21点まであり、サーブも5本交代でしたが、短くなったため、展開が早く、よりハラハラとした試合展開となります。あっという間に終わってしまうこともありますが、短い間にサーブやコースなどいろいろな戦術を駆使して戦うのが卓球の醍醐味のひとつです。
10-10になると少しルールが変わります。サーブは1本ずつ交代となり、2点連続で取らなければゲームを取ることができません。
タオル使用は6の倍数時のみ
試合中、汗を拭きたくなる場面が多々あると思いますが、試合中のタオル使用のタイミングは実は決まっています。それが点数の合計が6の倍数の時。例えば2-4(足したら6)や、8-8(足したら16)の時にタオルを使用することができます。それ以外はユニフォームで拭うくらいしかできません。また、タオルを使うことで少しクールダウンを図る選手もいます。短い時間ですが展開の早い競技なので工夫して自分のペースを作ることが重要です。
ゲーム毎にコートをチェンジする
1ゲームが終わると自コートと相手コートをチェンジします(チェンジコート)。また、サーブを始める方も変わります。1ゲーム目自分からサーブを始めたなら2ゲーム目は相手のサーブから始まる、ということです。
2022年現在は新型コロナウイルス感染対策のため、チェンジコートを行わない場合もありますので、開会式等で競技ルールをよく聞いておいてください。
モラル・マナーを守りましょう
最後に、言わずもがなですが、モラル・マナーを守ることはスポーツマンとしては当然のことです。
・相手に罵声をあげたり煽るような言動
・不貞腐れた態度で試合をする
・試合中に私語を多様する
などの行為は慎みましょう。
また、大会はたくさんの方が集まっていますので、自分だけスペースを広く取らず、スペースは譲り合い、自分の荷物はできるだけ整理しておきましょう。他にも、試合開始時、終了時には挨拶・礼をするのが一般的です。
皆が気持ちよくプレーできるように会場使用上の注意を守り、スポーツマンシップにのっとった行動を心がけましょう。
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