【昭和歌謡名曲集38】青春の坂道　岡田奈々

1977年。岡田奈々17歳の時の歌である。
世に美少女美少女いうて毎年アイドルが売り出されるが、真の美少女は岡田奈々に尽きる。長い間生きてきて、こんな美しい美少女(畳語でも、こう書きたい！)に会ったことはない。勿論、岡田奈々に会ったことはないが。
「俺たちの旅」とか「俺たちの朝」とかで、主人公の妹役なんかで出ていた。まだ、10代なんで、主人公の年齢と釣り合わず恋人役はできなかったのだろう。脇役だったので、たまにメインをやることはあっても、普通の回ではちょっと出るだけである。そのちょっとが、待ち遠しかった。それほどの美しい美少女であった。まあ、見ればわかるか。
「青春の坂道」
そうなのだ、青春は坂道なのだ。で、登りきった後は下るしかないのだ。寂しいものである。
たが、岡田奈々も松田聖子も中森明菜もキョンキョンも、今、みんな下っているのである。みんなで下れば怖くない。私の人生だって、まだ何か起きるかもしれんじゃないか。まあ、起きないかもしれんが。まあ、起きないだろうがな。まあ、起きても恋以外だろうな。病気とか。つまらん！