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【昭和歌謡名曲集64】おいでよ 吉田拓郎

名曲集と銘打ちながら、歌謡曲と違うやんけ! こんな歌、流行ってないやんけ? などなどお怒りの向きはございましょうが、今回はことにコアな曲です。吉田拓郎は、これはもう大看板。ですが、全部が全部皆様の心に残る曲とは言いづらい。しかし、ですね、アルバムの片隅にあって、皆様がスルーしてしまった曲の中にも、個人的に大好きな曲がございます。今回が、なんと64回。昭和も64年目。この節目の回に、私の極く極く個人的に好きな、まるで流行らなかった歌を紹介致します。
上京して、知り合いも誰もおらず、友達もまだできず、恋人なんて到底あり得ず、ただただ拾ってきた扇風機しかない四畳半の部屋で悶々と過ごした、大学最初の夏。アタクシは、この曲ばかり延々と流しておりました。なぜか刺さったんですな。天涯孤独な東京での、たった一人の田舎者の心中をお察しいただき、お聞きください。というか、今回はお聞きにならずとも、かまいませぬ。超、独りよがりに愛した歌でございますれば。

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