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アニメ・特撮映画について

 映画館で映画を見るのは年に数本である。その貴重な数本の中に、時々アニメ・特撮が入る。最近見たのは「シン仮面ライダー」だ。褒める人もいるが、私は半分退屈した。「シン」シリーズは、ゴジラ、ウルトラマンと続いて三作目で、だんだんつまらなくなる。もっと単純でいいんじゃないかと思う。話が複雑だ。庵野秀明の話は難しい。エバなんか五話くらいでやめた。だいたい主人公がグジュグジュグジュグジュして、鬱陶しい。碇の父親は虐待だと思う。
 私は庵野秀明の出身高校を受けて落ちた。だからちょっと厳しいのかも知れない。当時、美術部がスゴイとか噂があったが、庵野の影響かどうかはわからない。
 アニメだとジブリはだいたい見た。一番好きなのは、宮崎吾郎の「コクリコ坂」である。あの世界観が堪らん! 「ゲド戦記」は最低だったが。歌はどちらもいい。
 駿のだと「もののけ姫」がいい。美輪明宏の山犬が何言ってるか、毎回聞き取れないが。「ハウル」を見て、ゴダールみたいだと思った。つまり、わからんということだ。魔女の声を美輪明宏がやっていたが、今回も聞き取れなかった。
 特撮だと、みんな腐すが、「キャシャーン」がよかった。よくできていると思うが、なぜみんなあんなに貶すのだろう。唐澤寿明が嫌いなんだろうか。監督が宇多田ヒカルの旦那だから嫉妬したんだろうか。
 これは特撮ではないが、特撮的な映画で「ロボジー」があった。ロボットを作ったが壊れてしまったので、中に、ロボットの動きとよく似た爺さんを入れて誤魔化す、という内容である。ワンアイデアで、多分バレて終わりだろう、と思って見ていたら、バレて終わりだった。吉高由里子が出ていて可愛かった。こういう下らない映画が、私はこよなく好きである。
 今、「ゴジラ」と「鬼太郎」をやっている。一番見たいと思っているのは「首」だが、どっちか見るかも知れない。見たら、感想を書く。

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