生まれて初めて同じような性癖を持つ人に巡り会えた。
今まで他者に自分の性癖を話すことなどほとんどなかったのだから当たり前かもしれない。
X(旧Twitter)やnoteをしていなかったら私がこういう性癖を持っていると他者に知られることはなかっただろう。
今まで性癖という部分においては同性他者と関わりを持たずに生きてきた。
たった1人しかいない親友ともあまり話はしない。
というかそれまで他者の性癖にはあまり関心がなかった。
もちろん自分が関わってきたパートナーの性癖には関心を持っている。
それまで彼がどのような人物かは正直言ってあまり興味がなかった。
きっかけは彼の会話を聞いてから。
彼の話す内容に興味を惹かれた。
同じようなことを考えている人が他にもいるんだなぁ
ほどなくして彼と話す機会が訪れた。
色々な会話を交わしていくうちに共通項が多いと思うようになる。
私の通ってきた道と同じような道を彼も通ってきていた。
細かい点での相違はあるが、こんなにも似た考えを持つ人がいるとは思いもしなかった。
会話していると「そうそう」と同意したくなる部分が多々ある。
彼と会話していると時間を忘れてしまうくらい楽しい。
そして聡明な人との会話は得るものが多い。
この年になって楽しみがまたひとつ増えた。
彼とはまだ会話だけで実際に会ったことはない。
物理的距離があるのでこの先も会うのは難しいかも知れない。
しかし私は彼のことを友人だと思っている。
年齢はひと回りくらい離れているのかもしれないが、そんな些細な事はどうでもいい。
年下であろうがリスペクトできる人はいる。
彼が私のことをどう思っているのかはわからないが、それでも私にとって大切な友人であることは間違いない。