![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141363585/rectangle_large_type_2_a0b2f0c6d9fa099d075e97044ce1eb46.jpg?width=800)
Photo by
_michi_3
孫活動①
昔からおじいちゃん、おばあちゃんっ子だった。
2世帯で一緒に住んでるのもあるかもしれない。
2人とも80歳近くになり背も縮んだ気がするけど、
大きな病気や怪我もなく過ごしていた。
そんなある日、おばあちゃんが近所の駐車場で転んだという。
転んだと聞くと擦り傷程度かなと思ったけど、実際は鎖骨と大腿骨骨折だった。
手術が必要な大怪我である。
手術のための身体検査でガンまで見つかってしまった。これにはメンタルまでも追い打ちをかけられてしまったようだった。その様子を見たおじいちゃんまで元気が無くなってきてしまった。
老いには抗えない。
いくら心が元気でも、体力と身体機能は低下していくのだ。
寿命は有限なのだ。
ガンは初期で、むしろ今回の怪我によって早期発見できたことは不幸中の幸いだった。大きな手術は要らずに摘出できた。
残された自分に何ができるだろう。
「怪我が治って、退院したら九州行こっか!」
②へ続く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?