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資金が貯まらない会社の特徴

会社の資金が減ったときにどのような行動をとるかで、その会社の命運が別れます。そして、いつも資金に困っている会社の多くは、決まって同じような行動を取ります。それで一時は資金が増えるのですが、またすぐになくなってしまうのです。このような、資金が貯まらない会社はどのようなことをしているのでしょうか?

その場限りの資金調達を行う

来週、支払があるのに資金の工面ができない。そのようなとき、資金が貯まらない会社では、その支払を何とかするためだけに行動します。例えば、銀行やノンバンクから融資を受けたり、手形で支払ったり、クレジットカードを利用したり、税金や社会保険料の支払を猶予してもらったり…その場を何とか切り抜けるための方法は結構あるものです。

しかし、これらの方法は苦しい状況を一時和らげるにすぎません。いわゆる対症療法に過ぎないのです。そうすると、いずれ支払期限がやって来ますので、そのときに再度資金が足りないということになるのです。

資金に困っている社長の多くは、対症療法で問題が解決できたと思ってしまっています。症状の原因を取り除くための原因療法を行わず、対症療法だけを繰り返していると、いつまで経っても資金のない会社という状態から脱することはできません。

原因を探し解決することが必要

対症療法は所詮、一時しのぎに過ぎません。しかし、その一時の間に資金不足の原因を見つけ出し、解決することができれば資金の貯まる会社へと変わることができます。

つまり、対症療法自体が悪いわけではなく、対症療法を行った後の返済猶予の期間でどのように行動するかが大切になってくるのです。

資金不足の原因は、ほとんどの場合、利益率が低い、経費の支出が多い、投資支出が多い、融資の返済が多い、のいずれかです。そして、その理由は決算書を見ることですぐに把握することができます。もし、決算書の見方がわからないのであれば、顧問税理士に対し「資金が不足している原因は何ですか?」と聞いてみてください。もし万が一、的確な答えが返ってこないようであれば、顧問の交代も検討した方が良いのかもしれません。

終わりに

会社に資金が貯まらないのは当たり前のことだ、と思わないでください。事象には必ず原因があり、解決策があります。原因を突き止め、解決するための努力ができるかどうかで、会社が長期にわたり存続できるかどうかも決まるのです。

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