まちの真ん中にいるのに、空が広い。【千葉ニュータウン中央駅編】
春休み最後のおでかけ、千葉県印西市に行ってきました。
まちあるきをするときは学校をゴールによくしています。するとたくさんの住宅地、まちの色々なところを見ることができますよ(たぶん)。
この日は1日で18km歩きました。実は、その前の2日間もそれぞれ遠くにおでかけをしていたのでかなーりしんどかったです(笑)
新鎌ヶ谷駅
((内容が違うじゃないか!ってブラウザバックしないでください))
せっかくここまで来たので、駅の周りをちょっと見ていきました。
駅の周りはまだまだ空き地が多く、空が広かったです。空き地を挟んだ先に、マンションやイオンなどの商業施設が立ち並んでいました。マンションの高さはおおたかの森くらいでしょうか。どれも新しそうです。
駅周辺は朝だったということもあるとは思いますが、とても静かでした。高架を走る電車の音、東武野田線の改札を出てすぐの壁にある広告がうるさかったと感じました。新鎌ヶ谷駅で降りる人はとても多いです。「五井マジック※」に似たものを感じますね。
(※五井マジック…内房線の駅である五井駅で、それまでぎゅうぎゅう詰めの満員だったのが一気にスカスカになって椅子に座れるという現象)
さて、北総線に乗って印西に行きましょう。
千葉ニュータウン中央駅
いや電車早すぎる!!地図で見た距離を全く感じなかった!!
電車の見た目と速さが一致していないです。例えるなら、学校で子どもが悪いことしておばあちゃん先生に追いかけられてる感じです。全然遅いと思ったら一瞬で追いつかれたみたいな(わかりずらいね)。
あと、ここには色々な電車が乗り入れしていることにも驚きました。都営地下鉄(浅草線?)、京急(赤い車体で顔に1000ってあるやつ)、京成線とかでしょうか。時刻表に羽田空港行きがありました。ここから行けるのは成田空港だけじゃなかった。
改札から出ると、この駅は大きな橋の上にあることがわかりました。橋の下に線路、北千葉道路(国道464号線)、太陽光パネルがあります。アーチ状のものではなく、橋は真っ直ぐで線路と道路が川のように掘られた形です。渋滞が起きにくそうだし、何より坂が無いってのが良いですね。
北千葉道路についてちょっと語りたいのですが、文字数が大変なことになるので割愛します。とっても大事でワクワクする道路なので、ぜひ調べてみてほしいです。
どの橋も大きく、広いです。道路は2車線ですが、そのぶん歩道が広いです。4人で並んで歩けそうです。そこを自転車が追い抜くこともできそうです。
イオンモール千葉ニュータウン
駅を出て北へ歩くと、ジャs…じゃなくてイオンが見えてきました。
このジャスk…イオンはとても大きいです。幕張新都心のようにいくつかの棟に分かれています。駐車場も広いのにかなり埋まっています。でも古いです。錆や汚れが結構ありますね。ジャスコだし。あ。
このジャスコに行くまでの道もめちゃくちゃ広いです。わりとマジで小学生10人横に並んでも車道に出ないかもしれないですね。車道から順にアスファルト、芝生、木が植わっているアスファルトです。東京駅周辺でよく見る、成長しても根っこの力でアスファルトを変形させない木です。なのでケヤキでしょうか。(木は詳しくないです)
歩道が広いとまちが広く見えます。鳥の鳴き声が聞こえて、とても駅前とは思えないくらい落ち着きますね。
しばらく歩くと、遊歩道が見えてきたので入ってみました。
小倉台図書館
遊歩道はゆるやかなカーブのある道です。車道はトンネルでくぐります。ここはおゆみ野・ちはら台と似ていますね。道幅はこちらのほうが狭いですが。道の横に大きな木が植わっていて、住宅街の隙間なのに自然を感じられました。
右側に図書館が見えてきました。わたしは図書館の地元の本のコーナーが好きです。小学校の○周年記念誌や閉校記念、そのまちに関する資料がたくさんあります。これはインターネットでは見ることができないです。なので、入って見ることにしました。
天井がとても高いです。木がたくさん使われていて落ち着きます。みんな静かに読んでいて、わたしはうるさい側の人間でした。ごめんなさい。いやだって、インターネットに載っていない情報を見つけたときって興奮するじゃん、ね。
「わたしたちの印西市」という本を見つけました。たぶん小学4年くらいの社会科で使う本ですね。千葉県の市町村はどこもこんな触り心地と見た目の本がある気がします。フォントも写真の古さも一緒です。中身は市の内容を小学生向けに簡単にしたものです。
そこに、こんな会話がありました。
最近の小学生は想像力が豊かですね。
浦幡新田公園
図書館を出て遊歩道を進みます。3月なのに落ち葉が多いのが不思議ですね。街路樹はクスノキ(たぶん)で、それなりに高いので横のマンションに届きそうです。落ち葉はマンションにもあるのでしょうか。なぜ秋のように落ち葉が大量にあるのでしょうか。
左手側に3mくらいの高い壁、右手側に池が見えてきました。どちら側も木がありよく見えないですが、鳥の鳴き声が増えてきました。
右手にあるのは浦幡新田公園でした。色々な種類の木やコケが元気に育っています。森の中の木の一本に、木の栄養ドリンクみたいなものが刺さっていました。他にも、この周辺で見られる野鳥が15種類くらい、看板で紹介されていました。よく管理されていますね。今回は広場までは行かず、遊歩道から中を覗きます。
わたしはメジロ、アオジ、ウグイス、スズメを見つけられました。他にも鳴き声はしたのですが、何の声かわからなかったです。勉強せねば…。
印西市立木刈中学校・小学校
高い壁の上にあったのは印西市立木刈中学校でした。春休みなので誰もいないと思いきや、部活の生徒がけっこういました。制服ではなくジャージです。学校の周りが遊歩道で囲まれていて、遊歩道の先には自然たっぷりの公園があって、とても良いですね。
遊歩道の端は道路の歩道と繋がっていました。その歩道から、印西市立木刈小学校に入れます。こちらは人はいなそうですね。どちらも卒業制作の色とりどりな絵でいっぱいでした。
駅の方向へ歩きます。
十余一公園(白井市)
とよいち、と読みます。11です。なぜ11なのかはこちらをご覧ください(めんどくさがりや)。
歩いて印西市から白井市に入ったのですが、どこが境なのか全くわからなかったです。気がついたら入っていました。まちの雰囲気がとても似ています。調べてみたら、どうやら大通りが境になっているようです。(ということは、この土地区画整理事業で市の境が変わったのでしょうか。)
ここの公園には川が流れています。川は子どもが裸足で遊べるくらいの広さ、浅さです。川には魚が泳いでいました。見つけられたのはドジョウ、ブラックバス、ブルーギル、ミシシッピアカミミガメ、錦鯉です。ええ、とてもやばいです。ここはアメリカですか。
この記事のタイトル画像も十余一公園です。ぱっと見の見た目は綺麗ですよね。管理もよくされています。
そんな川とは裏腹に、鳥はたくさんの種類がいました。浦幡新田公園とあまり変わらないですね。
これはわたしの仮説ですが、印西市や白井市は印旛沼、手賀沼、利根川が近いです。なので、そこから流入してきたと考えられます。十余一公園の生態系を良いものにするには、十余一公園だけではなく周辺もどうにかしないといけないですね。
そんな川の横の広場で走り回る子どもたち。それを眺めるママ友たち。桜の下で、レジャーシートをひいてお花見をしているようです。見た感じの雰囲気は良いですが、魚を見たあとだと見方が変わります。
印西市に戻ります。
印西市立小倉台小学校
また大通りを渡り、左に曲がるとありました。グラウンドの奥にある校舎の膜屋根が目立ちます。その手前には木々があって、看板があって…もしかしてビオトープでしょうか。印西市はビオトープのある学校が多いと噂です。学校の公式ホームページを見てみると、たしかにビオトープがありました。いいですね。
増築校舎は駅側とプール横(たぶん)にあります。市の情報によると、駅側は普通教室を8教室だそうです。プール横は門の目の前に校舎があったので、増築だと考えました。こちらは古いです。学区を変更するなどして対応しているそうですね。学区にはマンションが多いので、今後が気になります。
この学校も、4辺のうち2辺が遊歩道になっています。マンションから出て遊歩道からそのまま学校に入れる人もいるでしょう。安全ですね。
お腹が空きました。お昼ごはんにしましょう。
長いので【千葉ニュータウン中央駅編】と【印西牧の原駅編】の2つに分けます。
次回予告!
ついに辿り着いた印西牧の原!そこで紡樹が目にしたものは…「平」と「令」であった…。
次回!「まちの真ん中にいるのに、空が広い。【印西牧の原駅編】」
今週中に更新します。ぜひ見てください!
20230404追記
後編を公開しました!
めちゃくちゃ長いので、まとめだけ読んでくれても喜びます。「なぜ「空が広い」と感じるのか」がまとめです。
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