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ウズベキスタン旅行の持ち物について

10月の半ばあたりにウズベキスタン旅行に行ってきた。
ずっと行きたかった場所だったので念願叶いといったところで、旅の間中ずっと夢見心地だった。
旅行で行っていいところしか見えてないからだろうが、それにしたっていい国だった。
そんなウズベキスタンの話を手慰み程度にぼちぼち出来たらよいと思う。

旅行の持ち物

今回の旅行に際し、私は一か月前から荷造りを始めていた。楽しみすぎて。
普段の国内旅行などよくて前日、最悪出発日の早朝にいろいろ詰め込むというのに。
色々と考え抜いて荷物を決めたつもりだったが、いざ挑むとやはり過不足はある。
というわけで備忘も兼ね、持ち物を記していきたい。
後に続くウズ旅行者の参考になればよい。

持って行って良かったもの

洗濯物干し

結論から言えば私は「次回も持って行く」
ネットの海外旅行・持ち物で検索すると賛否両論ある洗濯物干し。
私は100均(セリア)の、2つに折りたためるタイプのものを持って行った。
洗濯ばさみが8個くらいついてる小さいやつ。

用途としては、パンツ・靴下を簡単に洗濯して夜のうちに干しておく。
洗剤?そんなの使わないよ。アメニティでついてくる石鹸とかボディシャンプーで十分だよ。
日本より乾燥しているので、10月半ばであれば就寝中6~7時間もあれば乾いた。
さすがに4時間では乾かなかったが。(その日は移動の都合で滞在時間が極端に短く、生乾きになった。出発直前にドライヤーで乾かした。)
靴下を使いまわすと不快感があるので、特に観光で歩く場合は毎日取り替えたい。
洗濯できたので、パンツと靴下は最低2セットずつでも行けることが分かった。(何があるかわからないので3セット程度あるとよさそう)
パンツ・靴下が減る=荷物が減る!
暖かい季節で、宿泊時間に余裕があるのであればTシャツ程度なら干せるかもしれない。

ホテルに引っかけられる場所がない場合もあるので、
そういうときは椅子に引っかけたり、紐状のものがあれば引き出しの取っ手にひっかけたりなどして工夫すると良い。
なので洗濯ロープもあるとなお良しかな。必須ではないけど。

ただし、友人・恋人と同室の場合はパンツを見られるのであんまりお勧めできない。

変圧器

携帯の充電器等には変圧器が不要 などの情報をたまに見受けられるが
あんまり信用してない。ので、買って持って行きました。
大手家電屋にて2個入り500円前後の小さいやつ。
日本で使っている充電器をそのまま持って行くので、簡易型のプラグで十分。
ちなみにウズベキスタンはタイプC。

トイレットペーパー

ウズベキスタンのトイレットペーパーは、かたい。
かたいと言って想像してるやつの5倍はごわごわしている。
ふわふわのトイレットペーパーで甘やかされて育った繊細な日本人の*など秒で破壊される。
ついでに高確率でおなかを壊すし、活躍頻度は高い。
そんでもって、観光地などホテル以外でトイレを利用するならばそもそもペーパーがないこともある。有料なのにッ(つっても2000~3000スム程度なので30円くらい)
仮に使わなくても帰りに捨てればいいのだし、精神的安心感がはんぱない。

とはいえ行動用の鞄にはいらないよそんなん!という人も多かろう。
私は100均でトイレットペーパーホルダーを購入してカラビナで鞄からぶら下げてました。
ツアーでご一緒したご婦人がたいそうお気に召したようで、「便利ですてきね!」「あたし一生忘れないと思うわ」などとおっしゃって下さった。
100均のキャンプ・アウトドアコーナーなどに置いてある。
キャンプ用品は遠征に役立つものが多いので、旅行前に一度チェックしておいて損はないとおもう。

サコッシュ

幅広で体に密着するタイプのサコッシュを、紐を短くして上着の下に装着する。
中にはパスポートや現金などの貴重品。
サコッシュは軽いので旅行に最適だ。
中身が取り出しやすいし、薄いので治安が心配な時は上着の前を閉めてしまえば完全に隠れる。
私は過去にワークマンで買ったものを使っているのだが、同タイプのものは廃盤になり上位互換っぽいやつが売ってる。

クリアファイル

意外と忘れがち。ペーパーレスの現代とはいえ、旅先だとなにかと紙類をもらったりなどする。
旅の思い出としてコレクションしておきたいものの保管など、クリアファイルが一枚あるとしわにならなくてよい。

フリーズドライのおかゆ・味噌汁

これは本当に要る。食べないかもな~と思いながら持ってきたが、もっと持ってくればよかった。
ハードな旅程と慣れない食事など、さまざまな要因でおなかを壊してしまい、一日ダウンした際に活躍した。
ウズベキスタンのごはんはとにかくなんにでも油がかかっている。大量に。
身体を壊さなくとも、ちょっと胃腸を休めたいと思う機会はあるだろう。
特にフリーズドライの味噌汁に関しては、朝起きて飲むとほっとする。夜寝る前でもいい。
味噌汁って日本人の血液みたいなもんだから……そんなにかさばらないし、次は多めに持って行きたい。

酔い止め

乗り物で酔いやすいひとはもちろん、酔わない人も持っていて損はない。
もちろん理由は飛行機内の睡眠薬替わりだ。
日本からウズベキスタンへは8時間程度飛行機に乗っている必要がある。
ここで睡眠をとれるかとれないかで旅の快適さが変わってくる。
このような理由で酔い止めを買う時は、ドラッグストアの店員さんに
眠くならない成分が入ってない酔い止めが欲しい」旨を伝えて選んでもらう。

帽子

ウズベキスタンは宗教的にゆるいとはいえ、モスクや廟の中では女性は髪を隠したほうがいい。注意書きがされている場所もある。
晴れなら日差しも強いことだし、帽子やフードなどで頭部を覆えるとなにかと便利。
ちなみに、ウズベキスタンの日差しは日本のそれより攻撃的な感じがした。
さすが砂漠の国。

耳栓

意外と使った。飛行機で寝たいとき、同室者の寝息を気にしたくないときなど。
100均のもの。なくしてもいいように2セット。結局なくさなかったんだけど…

持って行けばよかったもの

ポカリの粉

本当に渇望した。おなかを壊し、下痢をしたからだ。
向こうには経口補水液などはなく(あるのかもしれないが小商店などにはおいてない)ジュースと水でなんとかしていたのだが、本当にポカリが飲みたかった。
鼻の奥と喉が異様に乾いていた。電解質整えたさが半端ない。
1袋持って行くだけでだいぶ違うと思われる……

日本のお菓子

現地の人に渡す用。
知り合いなんていないし、そもそも現地の人に渡す機会なんてねーよと思ったけどがっつりありまくったのでちゃんと持って行けばよかった。
そこらへんにいた現地の人と話しまくったし、女学生に「日本人!?写真撮ろう!」と言われたことも1度や2度ではなかった。
すこしでも日本のことを知ってもらえたらいいなと思うし、次はいろいろと考えようと思った。
持って行くものは無難にチョコレート菓子とかがいいような気がする。

改善が必要だったもの

薬(特に下痢止め)

今回止瀉薬を2種類持って行ったのだが、どちらも利かなかった。
元々下痢体質で止瀉薬が効きにくいのもあるが……
最終的に一番効果があったなと思ったのが、同ツアー参加者から厚意で分けてもらったストッパEXだった。(ほんとうにありがとうございます……)
マジで直面してみないと何が効くかわからないので種類は多く持って行こうと猛省した次第。
次回は渡航前に胃腸科にかかろうか、などと考えている。

チャック袋

スライダーのついてるチャック袋。2枚ほど持って行ったのだが、もっと持って行けば良かった。
ウズベキスタンの食べ物(お菓子やドライフルーツなど)はほとんどが量り売りだ。
それらを入れるもよし、小さなお土産を入れるもよし。ゴミ袋にしても良い。
とにかく活躍の機会は多い。なので、多めに持って行けばよかったなあと思った。

持って行かなくてよかったもの

処方薬証明書

常用薬が眠剤や向精神薬を含んでいたので主治医に言って書いてもらったが、結局一度も使わず。
取り上げられても困るから持って行くのが正解だったんだろうけど、この証明書の発行料金が高いのよな~
チェックされることもほぼないと思う……ので、処方箋のコピーなどでよかったかもしれない。
安心料かもなと思う反面、日本の入国審査が一番厳しくてあとはわりとザルだったので今後は発行してもらわなくてもいいかも
心配な人は発行してもらえばいいとおもうけど、正直1万円くらいしたので……ウン

スリッパ

飛行機は狭くてスリッパに履き替える余裕なんてなかったし、ホテルにはスリッパあるし……正直活躍するところはなかった。
要らないかな……

その他

タオル

私はいつも旅行にタオルを一枚持って行くのだが、ほとんど使うことはない。
今回も使わなかった。
でも次回も持って行く。なんか……安心感あるし……でも多分使わないんだろうな……

生理用品

女性の方は必要かな。わたしは薬で生理を止めているので、おりものシートを持って行った。
アレな話で申し訳ないんだけど、現地ついてからやたらとおりものが増えた。
帰国したら治った。なんだったんだ。

トラベルピロー

必須ではないけど、私は持って行って良かったなと思った。
無印のトラベルピローは棒状のものが端で連結し、ドーナツ型になる。
これがよくて、枕として使わなくても飛行機などで腰に敷くと疲労が軽減できる。
まあ私は枕として使ってたけど。
かさばるので、かばんに引っかけて歩いていた。多分なくてもなんとかなる。

日焼け止め

これは声を大にして言いたいんですけど、石鹸で落ちるやつがいい
なぜなら日本ほどバシャバシャ水を使ってクレンジングできる余裕があるとは限らないから!
ホテルのお湯がちょろちょろとしか出ないということがたまにある。
これは比較的いいホテルでも起こるので、お国柄と思うしかない。
さっと落とせるタイプが体力の消耗も少なくておすすめ。

クレンジング

正直言って使わなかった。クレンジングがだるすぎる。
がっつり化粧する人とかは必要だろうけど、私なんかは意識がめちゃくちゃ低いので
「海外旅行なんて一生会わん人としか出会わんし」という精神でノーメイクだったからだ。
前述の通り石鹸で落とせる日焼け止めをジェル洗顔で落としたのみ。次回からはクレンジングオイルはリストラです。

シャンプー

日本のシャンプーサシェをいくつか持って行ったが、正直あまり必要なかったかも。
理由としては2つある。1つは空気が乾燥しているせいか、髪や頭皮がベタつく感じがない。なので極論シャンプーで洗わなくてもお湯で軽くすすぐ程度で大丈夫。
2つめは、日本のシャンプーは日本の水量が多いシャワーを前提として作られている。
なのでウズベキスタンの水量の少ないシャワーではすすぎにめちゃくちゃ時間がかかる。
ちなみに、行ったホテルにはすべてアメニティのシャンプーがあった。スイカのにおいですごくいい。コンディショナーはない。

アイマスク

行きの飛行機で失くしたのでほとんど活躍せず。さよなら……
道中、列車などで欲しいなと思うことは何度かあった。

衣類について

私が行ったのは10月の半ばだったが、日本とほぼ同じような気候だった。
日本よりは朝晩が冷え、昼の気温が高い印象がある。
上着はあったほうがいいが、脱ぎ着が簡単なものがいい。
薄手の物を重ねて都度調節しやすいようにすれば事故が少ないだろう。
ズボンの下に着用するヒートテックのレギンスも持って行ったが、活躍機会がなかった。持って行くとしても同時期なら1枚でいいかもしれない。
ユニクロのウルトラライトダウンを持って行ったが、これもほぼ活躍せず。夜に出歩いた時に一度着たくらい。でもこれ以上冷えるなら必要かなというかんじ。
ともあれ、国内旅行でも服の調整というのは難しいものなので、備えるに越したことはない。
なお、日本より乾燥しているので連続して同じ服を着てもベタつく感じは少ない。

おわり

今回荷物をかなりコンパクトにしていったのだが、旅の荷物は少ないに限る。
それだけで疲労が軽減される。人によるかもしれないけど。
他にも荷物関連で思い出したことがあればちょいちょい追記したい。


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