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20240313 限界集落

今日参加した会議で、県内の限界集落が急増しているという調査結果が出ていた。

高度成長期に過密過疎の弊害を是正し、東京へ集中していた人・モノ・カネ・情報を地方へ逆流させていくというコンセプトの日本列島改造論というのがあった。

基本的にそのコンセプトが未だに浸透していて、経済が萎んできている今の日本で、本来集約すべきものまで散らばっているのが限界集落なのではと思う。

政治は「地方も大切に」だから。最低限のインフラは維持してくれる。だがその他の生活基盤の商店やガソリンスタンド、病院などはそもそも経済合理性によって淘汰されるのでミスマッチが起きているのがそもそもの問題だと思う。

自分の生まれ故郷がなくなるというのはとても悲しいことだと思う。こんな対策をしますという提案もいくつかあがっていたが、そもそも延命処置なのではという諦めのような気持ちになった。


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