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20240310 民主主義と資本主義

ごく端的に資本主義と民主主義を整理すると、強くて能力がある人は、それ以外の人を使って好きなだけ稼いでくださいというのが資本主義。だから格差大歓迎という仕組み。
逆に民主主義は基本的に人間は皆んな平等、格差なんていらないという考え方だ。

資本主義は無秩序だと能力のない人間は奴隷のように扱われるので、民主主義を導入して数の論理で政治を動かして資本主義が過激にならないように抑制している。
逆に民主主義が進みすぎると、誰も経済を引っ張る人間がいなくなって経済的には疲弊してしまう。

その相反する考え方の溶け合う部分で政治や経済をまわして行くのが、日本などの資本主義と民主主義を採用している国家だ。

で現在の日本はどうなんだろうと考えると、民主主義の成分の方が強くなっているのではないかと思っている。モノをゼロから作り出す人間よりただ運んでいるだけという人間の方が報酬が良かったりする。

モノを作り出す人間は少ない。運ぶ人間は多い。だから政治を動かして大きな声を上げれる運ぶだけの人間が有利なのだ。

皆んな平等という意識は行き過ぎるのも良くないのだと感じた。

格差があって当然。

差があるなら寝る間も惜しんで埋めれば良いのだ。

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