世界でもっともイノベーティブな組織の作り方/『ブランディング』顧客体験で差がつく時代の新しいルールなど今月読んだ本(2019年2月)
世界で最もイノベーティブな組織の作り方
控えめに言って私はこの本の信者です。
組織作りに対してモヤモヤしていたことがほとんど全部書いてありました。
ビジョンに関する「Where」「Why」「How」の話、いつもイノベーションを起こすのは新参者(古臭い組織は小姑のような古参に芽を摘まれてしまう)、という話は本当に実感を伴いとても良かったです。組織作りに悩んでいる人はぜひ読んで欲しいです。
『ブランディング』顧客体験で差がつく時代の新しいルール
「マーケットと向き合い、期待値以上の印象をを残せるようにすべての顧客接点に一貫性を持たせるのがブランド戦略」という基本的な入り口から、パンパースやトヨタなどの具体例、SNSの使い方、戦略の失敗を防ぐためのステークホルダーとのすり合わせ方など、ブランディングという概念の大枠を掴むのに良い本だと思いました。
「ブランディングのためにロゴ変えてWebサイトリニューアルしよう」と言われてモヤっとしてるけど、どこから説明したらいいか…というデザイナーさんにもおすすめです。
ウェブ解析士認定試験公式テキスト2019
隅々まで読みきったかと言われるとちょっと自信がないですが、一通り読んで講座を受けてきました。
ただのデータからレポートを出すための解析というよりは、事業を成功させるためのデジタルマーケティング教本という形になっていて、一度終わりというより、実践の現場の傍に常に置いておきたい本です。
まんがで身につく 続ける技術
セール価格で500円だったので、ワンコインでそれが知れるなら安いのではと思って読みました。
辞めたい行動はとことんハードルをあげる、続けたいことは逆にハードルを低くする、スイッチを入れるための何かを見えるところに置く、など知っているような気はするけど効果的に活用できていないことが体系的に書かれていて良かったです。当たり前だけど魔法は存在しない。
とりあえず私はアウトプットの時間が不足しているので、ダラダラしていることが多い日曜の昼の14時に、自分の中でスイッチが入れ替わるようスマホのアラームをセットしてみました。