「情報革命」の時代。情報発信している人としていない人では生きている世界がまったく違う
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21世紀は「情報革命」の時代と言われています。
僕たちの生活にインターネットと電子機器がしっかりと入り込んでずいぶん時間がたちました。
スマホが普及する前とあとで、我々のライフスタイルはずいぶん変わりましたよね。
知らない場所に行ったり友達と待ち合わせをするときも、情報革命前の時代とは行動パターンが様変わり。
昔だったら知らない場所に行くためには事前に紙の地図で調べておくか、あとは街角の地図を見て調べるしかありませんでした。
でもいまはスマホのGPSで自分がいる場所が即分かり、目的地までの道順を誘導してくれるのが当たり前になりました。
スマホとGPSが当たり前になったことで、飲食店の立地条件もまったく変わってしまいました。
情報革命前は人通りの激しい大通りに目立つ看板を出すことが、繁盛店の条件で、裏通りとか細い路地のお店は流行りにくかったわけです。
ところが今ではスマホの地図アプリがありますから、どんな隠れ家だって誰でもたどり着けるようなりました。
それによって、高級店には「隠れ家」というブランドが生まれ、むしろ一見さんには絶対見つからない「看板すら出ていない店」が繁盛店になっていたりします。
そしてスマホによって料金の支払い方も様変わりしましたね。
飲食店での支払いもタクシーや電車の料金も、スマホでキャッシュレスで一瞬で支払完了です。
都内で生活していると、現金を何日も使わないなんて普通になってきています(鎌倉だとまだそうはいかないのですが)。
これからさらに5Gの通信が始まりAIがどんどん発達していくことで、少子高齢化や人口減も補ってしまう世界がやってくるのだと僕は日本の未来を楽観視しています。
さて、そんな情報革命の時代ですが、このメルマガのテーマである「情報発信」という観点で見ても、まさに革命的なことがたくさん起こってきました。
というか、情報革命前の時代には、僕たち個人には「情報発信」という言葉の定義がそもそもほとんど存在しなかったんです。
情報革命により一人一人の個人がパソコンやスマホ、タブレットなどの端末を持てるようにな、
さらにそれらの端末が世界中とインターネットで常時接続されるようになった。
この前提条件が整ったことで、はじめて僕たち個人は情報発信をすることが可能になったわけです。
情報革命より前の世界における「情報発信」とはどんなだったでしょうか。
昭和の時代、バブルの頃を思い出してみてください。
あの時代には、一般家庭にはパソコンはありません。もちろんスマホもないし、インターネットがありません。
普通の家にある通信機器はテレビとラジオ、それに電話だけ。
文字媒体を読むなら新聞、雑誌、書籍など。
音楽を聴くならステレオやラジカセ。
動画を再生するならビデオデッキ、遅れてDVDがやってきたくらい。
こんな感じですよね。
そしてテレビにしてもラジオにしても、雑誌や新聞、書籍にしても、CDやDVDにしても、全部マスメディアが作ったものを、我々一般人はひたすら受け取ることしかできなかったわけです。
情報革命前の時代においては、一般人には「情報発信する手段」がほとんどまったくなかったわけです。
情報を発信するのはマスメディアの人たちの専売特許でした。
しかもマスメディアの人だからといって、好き勝手に発信ができるかといったらそうではなかった。
テレビもラジオも台本があり、アナウンサーは番組のルールにのっとって決められたことを仕事として喋っていたわけです。
新聞記者だって好き勝手書けるわけではなく、新聞社としてのルールに従い上司のチェックのもと、決められたことを書いていたわけです。
つまり、マスメディアの人たちが組織だって発信する以外に、情報発信というものは事実上存在しなかったのです。
一般人の我々にできる発信は、素人参加番組に出たり新聞や雑誌の投書欄に投稿するとかですが、それらもマスメディアが用意してくれた場に出させてもらうという形に限定されます。
マスメディアを介さない発信は、回覧板とか、町内会の掲示板とか、あとは同人誌を作るとか、その程度しかなかったわけです。
あとは、土管の上で歌う「ジャイアンリサイタル」とか、のろしを上げるとか、いや本当に(笑)。
たった30年前、というか実際にはインターネットの常時接続が急速に普及したのが2000年前後だから20年前までは、個人の情報発信というのはほとんど誰にもできなかったというのが現実です。
誰にも絶対にできなかったことが誰でも簡単にできるようになる。
それを「革命」と呼ぶわけです。
現代の日本において、パソコンやスマホ、タブレットなどの端末を持っている人の比率は非常に高くなっています。
僕の母は74歳ですが、普通に当たり前のようにスマホとパソコンを使いこなしています。
スマホやパソコンを持っているという意味では、いまや日本国民の9割以上の人が情報革命に触れていると言って良いでしょう。
でも実は、同じようにパソコンやスマホを持っていても、その大半の人は本当の意味での情報革命を体験していません。
スマホを持っていて地図アプリを使い、音楽を聴き、LINEやメッセンジャーでやり取りをして、YouTubeやSNSや人のブログをチェックしている人。
大半の人のスマホの使い方はそんな感じだと思います。
それらの人がやっていないこと。それこそが「情報発信」です。
SNSのアカウントを持っていても、情報発信をしている人の比率は驚くほど低いのが現実です。
たとえばFacebookのアカウントを持っていても、友達限定投稿にして日常の様子を投稿している人がしているのは、友人・知人との「交流」であって「情報発信」ではないのです。
SNSの目的の一つは交流ですから、友達と交流することが悪いと言っているのではありません。
毎日会えない友達とインターネットを介して仲良くする、交流をする。
それは良いことですが、でもそれは「革命」ではないんです。
YouTubeの動画を観ている人はめちゃくちゃ多いですが、YouTubeにチャンネルを持って発信している人は圧倒的に少ないのです。
僕はYouTubeチャンネルを持って動画の発信をしていますが、収録はiPhone 11Proで行っています。
動画が撮影できるスマホを持っている人のうち、どれだけの人が日常的に動画を撮影しているでしょうか?
そして、動画を撮影している人のうち、どれだけの人が公開する目的で情報価値のある動画を収録して、それを公開しているでしょうか?
そうなんてす。
われわれにおける情報革命の本当の「革命的な変化」とは、誰もがいますぐ「放送局になれる」ということなのです。
スマホを持っていてSNSにアカウントを持っていても、友達と交流しかしていない人は、ツールが電話や手紙からSNSに「進化」したというだけ。
圧倒的に便利になったけど、選択肢が増えただけなんです。
SNSやブログ、YouTubeは観ているだけで自分から投稿はしないという人はもっと多いわけです。
それらの人にとっては、テレビやラジオ、新聞や雑誌などに、ブログやSNSやYouTubeなど、
「情報を受け取る選択肢が無限に増えた」
というだけに過ぎません。
もちろん選択肢が無限に増えたことはすごいことではある。
でも、「受け取っているだけ」であることに変わりはありません。
その点が情報発信をする側に回った人との決定的な違いです。
情報発信をする人は、自分自身が「放送局」になった人です。
放送局になった人は、「他人に影響を与えて」生きる人です。
受け取るだけの人は、「他人からの影響を受けて」生きる人です。
放送局になった人には影響力が生まれ、そこには情報と人とお金が集まってきます。
放送局になった人は、自分のライフスタイルや価値を不特定多数に伝え、影響を行使して生きることができるようになります。
受け取るだけの人は、それら放送局になった人たちからの影響を受け続けることしかできません。
SNSに情報を投稿している人。SNSで交流しかしていない人。
一見すると大きな違いは分からないかもしれません。
交流とは、友人・知人以外の第3者が受け取ったときには価値が感じられないもの。
たとえば子供の入学式に家族そろっての写真を撮り、それをFacebookにアップする。
友達が見たら微笑ましく嬉しい写真ですが、まったく知らない赤の他人の入学式の写真に興味を持つ人は少ないでしょう。
美味しそうな料理の写真をSNSにアップしても、友達限定投稿でお店の名前もなかったら、目にした人は「美味しそうだな」と思って、それで終わりです。
いっぽう同じSNSへの投稿でも、最近読んでとても刺激を受けた本のブックレビューを、本のタイトル、著者名とともに投稿していたらどうでしょう。
たとえ投稿した人が知らない人だとしても、本の内容に興味があれば、それは「役に立つ」「本が欲しくなる」可能性が大いにあるわけです。
美味しそうな料理の写真とともに、お店の住所と店名、さらに写真の料理の名前が書かれていて、「今月限定だそうです!めちゃオススメなのでぜひ行ってみて」と書かれていたらどうでしょうか?
それを見た人の中には、「よし!今度の週末に家族で行ってみよう」と決め、さっそく予約をするなど、具体的な行動を起こす人が出てくるでしょう。
そのような、友達・知人はもちろん第3者にも役に立ち、興味を持たれる投稿を繰り返していくと、その人は徐々に「いつも役立つ面白い投稿をしてくれる人」と思われるようになっていきます。
「あの人が美味しいと言っている店なら間違いがない」とか「あの人が面白いと絶賛している本なら読んでみよう」
それが影響力、つまりブランドです。
情報発信をしている人としていない人で、同じようにスマホを持って同じようにSNSを使っていても、生きている世界がまったく違うのです。
「発信していない人は20世紀を、発信している人だけが21世紀を生きている」と言っても過言ではないくらいの、劇的な違いです。
そして、現段階においては、発信する側、つまり「放送局になっている」人の人数は、劇的に少ないのが実情です。
だからこそ、始めれば誰にでも圧倒的なチャンスがあるわけです。
いわばブルーオーシャン。
だからこそ、僕は21世紀は一人でも多くの人が情報発信をして、影響を与える側に回れたらいいのにと思っています。
このメルマガを読んでくださっている皆さんは、当然「情報発信をして他人に影響を与える側」に立とうという方だと思います。
ぜひ、価値ある情報を発信して、多くの人の役に立つことで影響力を拡大し、自分自身をブランド化させる人生を歩み始めてください。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。