くらら

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東京都、専門学校教員、現役大学生(通信科)、哲学(古代、近代)、心理学(個人、目的論)、法学、これまでに学んだ哲学や心理学から「誰かの心を楽にしたい」をテーマに書きます。また、現在就学中である法学に関してもまとめのような感覚で書きます。趣味:サッカー、坐禅、写経、筋トレ

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法学:民法(債権総論)3

全国の法律を愛する皆さまこんにちは!くららです。 今回は債権総論3回目。内容は比較的軽めです。 物権と債権の権利の分類を改めて整理します。 物権とは「ある特定の物を直接的に支配しうる権利」(支配権)のことを言います。物を支配するとは、特定の物から利益を享受するということです。つまり使用・収益・処分について支配的に行うことができるのが物支配の具体的内容です。 物権と債権を対比すると権利の分類との関連ではいくつかの点が指摘できます。 ①対物権・対人権:権利の対象を基準に

    • 法学:民法(債権総論)2

      全国の法律を愛する皆さんこんにちは!くららです。 今回は債権総論の2回目ということで、「債権の意義」をテーマに整理していきます。 債権とは「ある特定の者が他の特定の者に対して一定の行為をなすべきことを請求しうる権利」であることは前回確認した内容です。債権の反対にあるのが債務であり、「この一定の行為をなすべき義務」のことを指します。また、この「一定の行為」のことを給付と言います。 しかし売買契約など多くの場合は、お互いに債権と債務を負い、相互に給付を行う関係となります。そ

      • アドラー心理学(課題の分離)

        こんにちは!くららです!皆さんお仕事に学校にお疲れ様です。 今回取り扱いたいテーマは「課題の分離」です。今や自己啓発の源流とまでいわれる「アドラー心理学」の最初にして最大のテーマです。 「アドラー心理学」はこの「課題の分離」を皮切りに、「共同体感覚」や「心的外傷後ストレス障害」や「問題行動の五段階」など多くのことを、心理学という科学の側面から紐解いています。 さて、今回取り扱う「課題の分離」ですが、簡単にいうと「他人の行動は自分では決められない。だからこそ自分の力の及ぶ

        • 法学:民法(債権総論)1

          民法とは「私人としての生活関係を規律する法律」のことを指します。 そもそも、民法は第一編の総則、第二編の物権、第三編の債権に分かれています。総則とは「民法はなんたるか」を、物権は「人と物の関係」を、債権では「人が人に対して何かを請求する権利」を規定しています。 その中でも、債権総論=何かを請求する権利の基本ルール、を学んでいきます。 そもそも、債権が発生するのはどんな時でしょうか。発生原因は2つに分けられており、1つは契約に基づくもの、もう1つは直接に法律の規定に基づい

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