朝日と出会うたびに、なにかがあるようにも、なにもないようにも思える。 そして一日が終わる頃には、なにもなかったと呟いて窓を閉める。 きょうも長い夜が始まる。 怯え…
昼夜を問わずキミを想う。 1日も欠かさずにキミを想う。 それでも断絶は続く。 キミは手が届かぬほど遠く離れ、影さえも感じることができない。 それでもなお、 昼夜を問…
掴んだあの手は幻影。 抱きしめた温もりは錯覚。 それならこの世に未練はない。 我が胸をえぐり、灰となって消えよう。
樹が枯葉を切り捨てるのか? 枯葉が樹を見限るのか? それはどちらでもいい。 枯葉はただ風に乗る。 樹を置き去りにして高く舞う。 さらばとだけ言い残して、振り返ること…
玄黄海
2024年3月10日 16:58
朝日と出会うたびに、なにかがあるようにも、なにもないようにも思える。そして一日が終わる頃には、なにもなかったと呟いて窓を閉める。きょうも長い夜が始まる。怯えながら耐え忍ぶ時間が続く。あまりにも微細な、残酷なほど透明な希望をそっと握りしめ、朝日を待ちわびる。悪魔がささやく。誰よりも優しく私を抱きしめる。また一歩、絶望の崖に近づいていく。
2024年3月9日 20:37
昼夜を問わずキミを想う。1日も欠かさずにキミを想う。それでも断絶は続く。キミは手が届かぬほど遠く離れ、影さえも感じることができない。それでもなお、昼夜を問わずキミを想う。一生をかけてキミを想う。この想いがいつか届く、そのことだけを信じて。
2024年3月9日 10:43
掴んだあの手は幻影。抱きしめた温もりは錯覚。それならこの世に未練はない。我が胸をえぐり、灰となって消えよう。
2024年3月9日 00:36
樹が枯葉を切り捨てるのか?枯葉が樹を見限るのか?それはどちらでもいい。枯葉はただ風に乗る。樹を置き去りにして高く舞う。さらばとだけ言い残して、振り返ることもなく。