私と友人と蒙古タンメン中本
文化祭の準備で夏休みに学校へ来て作業をしていた僕。
が、なにせめんどい。めんどすぎる。
なんでこのクソ暑い学校に来て、大して人数も集まらないのに作業をしなければならないのか。
そんなことを思いながら段ボールを切っていた時、私のテニス部の友人が酷暑の部活を終わらせ教室へ入ってきた。話を聞くと、彼も文化祭の準備をしに来たらしい。
しかし彼の様子に異変が現れたのは、作業を始めてすぐだった。なんと彼、午後2時にして昼飯を食べていなかったのだ。(彼は部活終わりのため、彼の腹ペコメーターは標準値を有に超えていたのだ。私も昼飯は食べていなかったが、そこまで腹は空いていない。)
抜け出して中本いこうぜ!
彼は私に説得を開始した。しかし私は実は文化祭の内装担当大臣①のため、仕事がたんまりあったのだ。中本か、文化祭の準備か。
僕は悩んでいたが、しばらくは仕事をした。
転機が訪れたのはそれから30分後。友人の彼はもう栄養失調まっしぐらな顔をしていたがそこで内装担当大臣➁がやってきたのだ。(内装担当大臣は2人おるのだが、➁はそれまで来ていなかった。)
そこで栄養失調の友人がまた僕に、
中本、行かん?
と、誘ってきた。
返事は決まっていた。
中本初来店
実は僕は中本に行ったことがなかった。どこか毛嫌いしているところがあったのだ。
しかし、店内に入って驚いた。
めちゃくちゃ綺麗な店内。
丁寧な接客
午後3時ごろだった影響もあり、空いていた
食券機のわかりやすさ
この全てを兼ね備えていた。
はじめての蒙古タンメン
僕は初めてだったので、定番メニューの蒙古タンメン(890円、5辛)を注文した。
その辛いこと。
しかしその辛味の中に野菜などが染み込んでいる。
たしかに辛い。だがその辛さは、野菜の旨味を引き出す所以にあるものなのだと悟った僕は、異次元の速さで蒙古タンメンをすすった。
別次元に美味かった蒙古タンメン
今までなぜ食べなかったのだろうと思うほど美味かった蒙古タンメン。いつかまた食べたい。
しかしその後今までに類を見ないほどの胃腸痛に悩まされたのは言うまでもない。
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