笑顔と大きな声を求められて三千里

こんにちは、新入社員になって10日が経ったつゆりです。

さて、入社してから研修を受けているのですが、そこでよく

新入社員なのだからフレッシュさをアピールしなさい

と、言われます。

講師たちの言うフレッシュの要素は、
大きな声で挨拶すること
笑顔でいること
のふたつです。

このふたつは本当にフレッシュさをアピールするのに適しているのか?
と研修を受けながら疑問に思っていました。

すると、2016年4月9日の日本経済新聞に、この答えに近づく記事が載っていました。

 なぜか会社員人生が長くなると、自分の知っている人、利害がありそうな人にしかあいさつしなくなるものです。
 ですが、あいさつは知り合い同士のものではありません。知らない人が集まって一緒に仕事をしていく最低限のマナーです。どうか、新人のみなさんは、先輩たちに元気なあいさつを思い出してもらうよう働きかけてください。それも仕事の一つですよ。

筆者によると、会社員人生が長くなると、知っている人、利害関係がある人にだけ挨拶をする人間になるというのです。

一方、新入社員にとっては、知らない人が多い環境、これから利害関係が生まれる環境に、身を置いているため、常に自分から挨拶をしなければなりません。

私は、講師に「フレッシュさをアピールしなさい」と言われるたびに、
若々しさをアピールすればいいのかな?
と思っていました。

しかし、この記事を読んで、その考えは誤りであることに気づきました。

フレッシュさは自分自身にあるのではなく、
他の人が見たときに、つゆりさんってフレッシュだな!と思ってもらうこと
がポイントのようです。

本来挨拶はビジネスパーソンにおいて大切なものです。
年を重ねるごとに大切さを忘れてしまいます。
その大切さを思い出させる存在が新入社員なのです。

だから、我々新入社員は、古株社員の方が持つ新入社員像に従うのです。

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