夢のはなし。
昨日の夢には大好きなマカロニえんぴつのはっとりさんが出てきた。
こじんまりしたレストランで10人くらいで集まって、好きな曲を紹介し合う会をしていて、私はマカロニえんぴつのブルーベリーナイツと恋の中という曲を紹介した。
そうしたら斜め前にはっとりさんが座っていたの、びっくりしたよ。
紹介する時私は歌ったから、歌声を聞かれたのも恥ずかしかった。
だけどそのあとはっとりさんも嬉しそうに歌ってくれた。
素敵な歌声だった、感情が溢れ出ていて。
はぁ、素敵だなって。
こういう人の歌声が人の心を動かすんだなって、私はやっぱりマカロニえんぴつが大好きで。
それでどういう流れか分からないけど私は夢の中で大泣きしながら駄々をこねていた。
「私も音大に行きたかった」
って大泣きしていた。
多分心の叫びだと思う。
もし音大に行ってもいいと学生時代に思えていたら私は行っていた。
だけど行ってもお金を稼げないだろうとか、親が許してくれないだろうとか、なんとなく音大には近寄ってはいけないと思っていた。
近寄ればきっとその魅力に取り憑かれ、収入とかそういうのを全部後回しにして夢中になってしまうというのをどこかで知っていた。
だからあえて距離をとっていたんだと思う。
でも今私が学生だったら言える気がする。
「お母さん、今私は歌手になりたくて音大に行きたいと思ってるんだ。迷惑かけるかもしれないけど夢を応援してくれないかな。」
って。
そう言っても私の主張ははねのけられたかもしれない。
音楽でくっていけるわけなんてないでしょうって。
大学では法律を学んだよ、すごく退屈だった。苦痛だった。
多分法律とは私は全然仲良くなれないんだと思う。
法律を作ることも、それを人に守らせることも、誰かそれをできる人に任せたいと思った。
私にとっては本当に苦痛な4年間だった。
だけど何とか耐えた。
法律が向いていないと大学1年のときに気がついたけれど、学部を変えたり退学したりするのは面倒だったし自分のために行動することがやむを得ない状況にならないと本当にできないから、結局先延ばし先延ばしにした。
それで気がついたら卒業していた。
単位もギリギリで、高校時代まではテストで悪い点数をとったことなんて全然なくて、学年で大体3番くらいだったのに、大学時代に履修した法律科目は単位を落としまくった。
単位をとれてもCやDばかりだった。
まず履修するものを決めるということ自体もすごく苦手だった。
取りたい授業がないのに法学の一覧から授業を探さなきゃ行けない、本当は文学部の授業に興味があったのに。
一般教養の授業で受けた、源氏物語の授業、面白かったな。
フランス美術の授業、面白かったな。
英語のスピーキングの授業、面白かったな。
それらの授業の成績は全部Aだった。
今思えば、自分の好きなことをしっかり高校時代に見つけられていたら、大学選びをきちんとできていたら、きっと誰より学問というものを楽しめていたんだと思う。
学びたい、世の中のもっとたくさんのことを知りたい、と思う貪欲な知的好奇心があった。
だけどそれは、「お金を稼いで生きる」というミッションがかかった瞬間に霞んだ。
もっとはやく一人暮らしをすべきだった。
私は中学のときから家を出たいと思っていた、こんな家、居心地の悪い家、プライベートスペースがなくて1人で考え事ができない家、親がうるさい家、早く飛び出したいと思っていた。
だけどそれを叶えられるほどの計画性は持ち合わせておらず、結局行動できないから他人任せになって、ずるずると大学まで時間を過ごしてしまった。
すごく時間を無駄にしてしまった。
もしあの1人で暮らしたいと思った時に1人暮らしを始めていたら、5年間早く夢を叶えられたかもしれない。
子供には1人になれる場所を作ってあげよう、絶対に。
兄弟と同じ部屋ではなく、ちゃんと一人一人になれる場所。
顔を合わせたくない時は顔を合わせないで自分の部屋にいけるように廊下から直接部屋に入れるような家。
それで好きなものを、その時やりたいと思ったことをできるように、何でも与えてあげたいと思う。
やってみて、失敗して、やってみて、飽きて、やってみて、向いてると思って続けられて。
それはやってみないとわからない。
人間は最初なんの経験もしていないんだもの。
そんな時から直感を働かせてそれが本当にやりたいのかを説明できる人なんていなくて。
だから理由は説明できなくてもいい、後からついてくるものだもの。
だから、そういう親になりたいと思った。
それであわよくば、そうやって苦しんでいるたくさんの人を救いたいと思った。
輝くところを見つける、その手段も提供する、それらを全部やりたい、夢を追う手助けがしたい。
だから、私は今自分の人生をまずは頑張り夢を叶える。
それでその後に自分の経験や思ったことを活かして、夢を追う人が困りそうなことを先回りして解決する。
やっぱり「露払い」でいたいと思うんだ。
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