マネージャーになって半年が経った
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年早々、昨年の振り返りに近い記事です。
初めてのマネージャー
昨年の夏、エンジニアのグループ長になった。
メンバーを持つようになったのは人生初。
グループといっても3人ではあるが、マネジメントする立場になった。
そして、それから約半年経ったので、振り返ってみる。
マネージャーは何をするのか
今まで聞いたことなかったけど、このタイミングでChatGPTに「マネージャーの仕事とは何か」を聞いてみた。
なるほど。確かに一般的だけど、しっくりくる。
今まで2回転職を経験し、その中で様々な上長に出会ってきたが、確かに全員上記の内容をやっていた。
※「上記の内容が出来ていた」の話ではなく、「マネージャーの仕事としてやろうとしていたのか」の話です
もうちょっと掘り下げてみる。
続いて、ChatGPTに「私はコンサルタントの会社におけるエンジニアの部署のマネージャーです。 この場合のマネージャーの仕事はなんですか?」と聞いてみた。
まず、「特定の技術分野に関する専門知識を持ちながら、部署全体を効果的に運営する役割を担っています。」と。
さっきの内容に専門知識をアドオンしてくるのか…要求水準が高い。
さらに変わった点でいうとこの3点。
プロジェクトマネジメント
クライアント(と他部署)とのコミュニケーション
メンバーのスキルアップ
確かにコンサル力とエンジニアリング力の両方が増えたようなラインナップ。
マネージャーとして何をしたか
先述したもので言えば、全部やったとは言えるな。良かった。
力を入れた割合としては以下の通り。
プロジェクトマネジメント:2
クライアント(と他部署)とのコミュニケーション:7
メンバーのスキルアップ:1
コンサルという仕事柄、主にクライアントとのコミュニケーションがメインでした。個人のミッションとしてもプロジェクト拡大はあったし、必然的に力を入れてた項目。
それに付随する形でプロジェクト管理や品質管理もやっていた。
ただ、私としてはメンバー(及び自身)のスキルアップにもっと力を割きたかった。
どうしても自分のグループのメンバーよりもプロジェクトのメンバーと関わる時間が多くなってしまうため、プロジェクトメンバーのスキルアップにも(悪いことではないのだけど)力を割くことになってしまい、グループメンバーと向き合う時間が少なくなってしまったのは反省したいポイント。
2024年は、この出来ていなかった「メンバー(及び自身)のスキルアップ」にもっと力を割きたい。
そしてこのスキルアップに際して、意識しようと思っているのはティーチングとコーチングの使い分け。
ティーチングとコーチング
私の前職の影響もあって、マネジメントをする上で「ティーチングとコーチング」はしっかり使い分けたいと思っている。
これもChatGPTに聞いてみよう。
ChatGPTは何でも知ってるな。
(「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」って言われそう)
コンサルをやっているとティーチングしたがる人が多いし、それ自体は良いと思うのですが、コーチングをしようとする人は少ない気がします。
確かにコーチングは効果が出るまでに時間がかかるし、コーチングが上手くいけば自立・自走できて、コンサルがいらなくなる(≒自身が要らなくなる)ので、まあコンサルとコーチングは相性が悪いと言えば悪い。
自分なりのマネジメント
マネジメントに正解はないと思うし、人どうしの相性も当然あると思う。
だからこそ、自分なりのマネジメントは考えておきたい。
ティーチングとコーチングの使い分け
メンバーというか、社会人にはやりたいことがある人とない人がいて、さらに、やりたいことがあるけどそれができる環境がある人とない人がいる。
私のスタイルとしてはざっくり以下の4つに分けられる。
やりたいことがある→それができる環境がある⇒コーチング
やりたいことがある→それができる環境がない⇒一緒に考える(開拓する)
やりたいことがない→目の前の仕事はできている⇒見守る
やりたいことがない→目の前の仕事はできていない⇒ティーチング
コーチング
これはChatGPTが言ってる通り、メンバー自身が問題や目標に向かって解決策を見つけるためのプロセスをサポートをする
一緒に考える(開拓する)
どうすれば、やりたいことが出来るのか一緒に考える。
会社の方針と合っているのか?どこの業界に需要がありそう?異動した方が良い?転職した方が良さそう?など。
正直、マネージャーである前に人対人として考えたいので、転職した方が良いのかも(社長や部長は嫌がるだろうが)選択肢のひとつとして考えたい。
どうせ中間管理職になるなら、徹底的に中間になってやるさ。
見守る
目の前の仕事が出来ているなら、会社としては全く問題ないため、見守るという選択肢をとりたい。決して、放置ではない。
メンバーの中には出世欲がない人、生活できるくらいの給料があれば良い人もいる。そういうメンバーに対しては、もっと上目指そうよとか無理に成長を促す必要はないと思っている。見守るのもマネジメントのひとつ。
ティーチング
主に新卒が当てはまるかと。それ以外でやりたい仕事がない、かつ、目の前の仕事も出来てない人がいたら、会社からしたら問題児である(決して社会ではない)。そういう人がいたら、異動やクビという選択肢をとらないといけないだろうなと思うが、話が脱線するのでここでは触れない。
話を戻して、新卒やジョブローテなどで異動してきた社員はティーチングが必要だと思う。研修であったり、体系的にスキルアップするために参考書の紹介や勉強会の実施、手本の作成など一般的な正解を伝えつつ出来ることをひとつずつ増やしていってもらうようにマネジメントしていく。
最後に
いろいろと言葉を連ねてきたが、これ以上インプットを増やしても頭でっかちになってしまう気もしている。間違ったマネジメントをしたくないなという気持ちがあるものの、経験がものを言うものでもあると思う。
また、半年後、そのときの気持ちでこの記事を読み返したい。
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