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アメリカからの依頼

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フェイジョア キウイフルーツに似ている味💕
ただ、食べごろを見極めるのが難しい。
早すぎるとすっぱいし 遅いと腐っちゃう🐱

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今年は めじろちゃんのおかげさまさまで 大豊作☆彡

あ、本題。
アメリカ在住の あけみさんからの依頼で、和紙のプランター(植木鉢カバー)を 作ってほしいとのこと。
コロナの影響で みんな自宅にいて インテリアに凝ってお部屋の中を飾りつけしてるって。あけみさんの周りでは プランター みんな欲しがってるよって。プラスチックとかは 嫌だし 陶器のは重い。
水洗いできる和紙の器ができるんなら プランターに挑戦してみてねっ ってことです。

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         日本ではそろそろこういう季節。

で、フツーに厚紙で形を整え 和紙を貼って 合成漆を塗ってもできるんだけど、それだと あまりにも単価も高く、なにさま かさばるので 外国に送る送料など考えたら とても採算が取れないし 売れないよね。
和紙そのもので 創ってみよう。
和紙のしなやかさ それを保ちながら ある程度厚みも厚く、ちょっとしっかりして形を整えたら崩れない。しかも 水に強い、洗えるまではいかなくても 水にぬれても破れない、少しくらいなら 撥水する。
そういう 加工にしなきゃいけないという 結構タフな条件をクリアしなきゃならないのです。

しなやかさを保ったまま水に強くするには こんにゃく糊を使う。 卵白を泡立ててメレンゲ状にして和紙に塗りアイロンで熱を加える。ドウサ液を塗る。 最終的には 合成漆(ウレタン樹脂)で仕上げる。
ということが考えられます。
合成漆をかけすぎたら 硬くなりすぎるのでそこら辺の実験必要です。

厚くするには 裏打ちという作業でクリア。
いちばんのり という 掛け軸に使う化学糊があるので それを使えばたんわりと柔軟性をある程度保ったまま厚みを出せる、と思う。
これは 友だちで 表具師の陽子さんにアドバイスいただけると思う。

厚みがあって しなやかで 水に強く 軽い和紙。
もし できたら ランチョンマットとか コースターとか いろんな用途に応用できるかもしれないなと思ってます。
何より、和紙は 絵付けも簡単にできるし 染めるのも比較的自由度が高い。

洗える和紙のお皿も 幼馴染のみみちゃんが 「洗える和紙のお皿作ってよ」という リクエストから生まれたもの。
いろいろ 挑戦してみます。

ハッピーな華の金曜日を お過ごしください。
       チャオ(^^♪

   〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
    わがみやうめだ 電話 086-231-3371
                   梅田剛嗣

あ、タイトル画像は 今 借りて読んでいる本。
秋山さと子さんの ユングの解説はわかりやすくていいです。
ユングとか読みだすと 夢の中で、水にもぐったり、洪水になったり・・・
結構大変なのです(笑)



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