脱皮中・・・

タイトル写真の植物　玉（ぎょく）っていう　双葉で大人の多肉植物、リトープスとも呼ばれてる。　脱皮してるんですよ、変でしょ（笑）

麦秋を迎えた麦畑。

麦の成長はとても早くて　なんか、草が生えてるなあ～と思っているうちにどんどん大きくなり、穂が出て、気温が上がってくると一気に色づく。

麦の成長のように　どんどん目まぐるしく変わる世の中。

ほんの少しだけど　街に人の姿が　増えてきたような、ほんの少し、ちょっと前の日常が　戻りつつあるような　そういう雰囲気を感じられるようになりました。

ウイルスの恐ろしさを　まったく無視したり　自分には関係ないと思っちゃうのは　危険な考えだと思うけど　十分に気を付けて　外の空気を吸ったり、自然の季節の移り変わりを肌で感じたりすることは必要だなと　つくづく思いました。時には　人に会ったりするのもね。

麦は　根張り　をよくするために　麦踏み　っていう作業をするんだけど、今回のコロナのダメージを　人間が　しっかり考え、根を張った生き方に生かし　いい収穫のときが　迎えれるといいなと思います。

買い物は　必要最小限　ちゃっちゃと済ます。

今は　いろんな意味での自粛、我慢で　そういうことが言われています。　

人間が買い物をするのって　もちろん必要なものを買うというのもあるんだけど　もうちょっとその先の　自分の満足、ものだけでない　目に見えないもので大切なこと　も　含めての行動なのかなと　ものすごく当たり前のことなんだけど　とっても大切な忘れかけていたことを　思い出させてもらったような気がしてます。

満足というカテゴリーの中に　求めているものが　人それぞれ微妙に違うとは思いますけどね。　今一度　立ち止まって　改めて　おもてなしをする側の人間として　じっくり考える貴重な時間をいただいたなぁ　と実感してます。　という意味では　私も脱皮中。　

矢車草が　いろんな場所で　花を咲かせています。

この花って　なぜか　どこかしこに　飛んで行って　不思議と増えてる。

花をめでたり　人と会ったり　話したり　そういう日常の　あたりまえのことが　どれだけ大切で貴重だったのか　思い知らされました。

ありがたいこと　なんだなと。

矢車草のように　いろんなところで　やんわりと人の心の中にも　花が咲きますように。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅田剛嗣