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揉み染め。
薄美濃紙の 極厚口を使って 色墨による揉み染めをしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1648099461768-PSpyAPkFsO.jpg?width=1200)
まずは ローラーを使ってドウサ液で模様を付けた美濃紙に
色の墨の色を乗せていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1648099462132-4AXSWEjmA7.jpg?width=1200)
ドウサ液で模様を付けたところが 撥水の効果で模様になります。
このまま仕上げても 面白い模様になるのですが
揉むことによって シワの魅力が出ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1648099504182-MZD9DvNn7a.jpg?width=1200)
色を付けてすぐ 揉みを入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1648099504340-wASVMj86FD.jpg?width=1200)
広げると ドウサ液で白抜け下部分にひび割れ模様が入って
独特の面白さが出ます。
いろんな産地の楮紙で試してみましたが今のところ、美濃和紙の楮紙が一番適しているように思えます。
ほかの産地の紙ではひび割れがはっきり入らなかったりします。
和紙によりそれぞれの 特長が生かせるように 染め方、使う染料、ドウサをするにしてもそのタイミングなど 変えています。
墨や柿渋で染めた直後に ドウサ液を散らすこともあります。
ご意見ご感想、ご質問など お気軽にどうぞ。
今日は揉み和紙の作り方のレポートでした。
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梅田剛嗣
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