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WSの様子

新見美術館でのワークショップ 参加者のおひとりが写真を撮ってくれてました。

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新見の地元の神代和紙(こうじろわし)の漉き手仲田さん。
インスタグラムにアップしてくれていました。
上の写真は彼女が作った作品です。
(張り子のトラは羅工房さんの作品)
コースターですがディスプレイ台としても使えます。

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作業としてまずは 和紙の水切りから。
ハサミやカッターで切ると まっすぐな線になりますが
喰い裂き(水切り)することによって和紙特有の毛羽が出ていい感じになります。
しかも 喰い裂きをすることによって 貼ったときにつなぎ目がほとんどわからなくなるという特徴もあります。
そういう初めての体験含め 新しい発見の喜び 作ることの楽しさ を味わっていただいたと思います。

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色の墨をする 様子です。
柿渋に混ぜて ちょっとやわらかめの色合いを出します。
次の写真が 神代和紙の仲田さんが 作った作品。

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真ん中の白い部分は わざと染め残して和紙のそのままの色を出しています。
柿渋で染めたところに出ている模様は ドウサ液を使って表現したもの。

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ブータンペーパーは 染料がしみ込みにくく 裏は紙の色そのままです。
ブータンペーパーに ジャンジャン柿渋を塗った人もいて、その人の染めた作品は艶がすごく出ていました。
この紙は 日にちが立つと 皮製品のような風合いになります。

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ホントすごいタイミングで虹が出てくれました。
みんな一生懸命写真を撮って 心理的距離がぐっと近くなり、和気あいあいの雰囲気が増しました。
同じ目的をもって集った人たちが仲良くなるのは見てて気持ちいいです。
老若男女 外国の人も3名いらっしゃっていて とてもインターナショナルでした(笑)

人は人と関わり合って 幸せを感じるんだなと しみじみ思いました。
今回の体験が 和紙を暮らしに取り入れる はじめの一歩になったらいいなと思っています。

   〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
    わがみやうめだ 電話 086-231-3371
                   梅田剛嗣




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