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人物画

作品を発表して、今までに人物の登場した作品は、ホントに数が少ないんですけど。

初期に風景に溶け込んでほとんど見えない状態の作品は何点かあったり。
でもほとんどが人物のいない風景。

人がいないけど、人の痕跡を感じるとか。
人がいないからこそ、人を想像するとか。

色々ありますよね。


2020年コロナ禍自分の作品に向き合う中でのテーマは、過去を振り返るような穏やかな日々を懐かしむような。
不変的なものはなんなのか考えて見たり。

2021年に京葉銀行で千葉県の作家と紹介して銀行カレンダーに採用されたので、千葉県内の景色を探しに少し動きました。
江戸時代を思わせる佐原の風景。
土手が残っていたのか、船橋の海老川。
鎌倉に行かなくても紫陽花があるな松戸。
千葉には外房と内房と海があるな〜なんて。
海に沈む夕陽はとても綺麗だったな。

前に旅行した阿蘇草千里で放牧された馬。
草を食べる姿が穏やかなで自然と題材に選んでました。

マザー牧場の牛も草原にいる姿は悠然としてましたね。

今回の人物画は、少し印象が暗めだったかもしれません。
コロナ禍で人と会えなくなったり、絵のイメージに合いそうなモデルさんが活動辞めちゃったり。
少し負の方向に引っ張られていたのかもしれないと壁に掛けてある絵を見て感じてきました。

あの絵にしようとした時の美しさに立ち返ろう。
風景は美しいなという所から絵が生まれている訳ですから。

ぜひ、どんな人物画が制作されていくのか、機会があったら観に来てください。
そして感想もお待ちしてます。


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