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weekly ochiai「環境問題のニューノーマル」を観て。

はじめに

ガソリンを使わない電気自動車が増えてきます。

ただ、ガソリンから電気に変わってどれくらいメリットがあるのか、あなたは具体的に説明できますか?

私はできません。

これを観た後でも漠然と「ああ、そうなんだ」と少し知識が増えたくらいです。

そのようなことを考察して、取り組みをされている環境庁大臣の小泉さんが、これからの生活に対応する環境エネルギーのあり方を話しています。

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動画で言っていたことの結論

結論

結論からいうと、
「石炭から再生可能エネルギー(太陽光、水素、風力など)への切り替えをどう日本に適応させるか?」の取り組みを小泉さんは行っています。

理由

その理由は以下です。
①CO2の削減
②コスト削減
③環境に良くないから

でも確かに今のままでも、私達の生活に害を及ぼしてますか?、地球がそれで滅亡しますか?などあまり実感はありません。

しかし、具体的な数字(お金)で、石炭を使っている日本は損していると小泉さんは言ってました。

約20兆円

日本は、海外、主に中東から化石燃料(石炭)を約20兆円で毎年買ってます。これは、日本の税金に相当するそうです。

ただ、「じゃあガソリンを全て電気に変えましょう」とすぐにできるかと言うとそんなに簡単ではありません。色々理由があります。

それが小泉さんが日本に対して再生可能エネルギーを普及させていくかの取り組みに反映してると言っていました。

どういう取り組みをしているか?

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ニューノーマルとは、環境や社会の変化に対応するために今までの生活様式を新しくし、新しい当たり前になっていくことです。

コロナで外出時にマスクをすることが当たり前になりました。これもニューノーマルの一つです。

上記イラストの①〜④が今後の取り組みの焦点になってきます。

①石炭から再生可能エネルギーへ

環境に良く、コスト面も改善できる再生可能エネルギーの普及を試みています。

②未来のライフスタイルから環境エネルギーを考える

この部分のお話はなるほどと思いました。「環境を変えること」を前提に「ライフスタイルを変える」のではなく、「こうありたい未来のライフスタイル」に合った「環境エネルギーの振り分け」を考えていく。なので、未来のライフスタイルをまず描くことが大事なのです。

③日本全体で一気に変えずに多様性を考慮した地域ごとの環境エネルギー設置を考える

都会と地方では生活スタイルが違います。また、地域ごとに環境エネルギーの取り組みを行った方が再現性が高く、住民にも溶け込みやすいとのこと。
福島県の土湯温泉ではバイナリー発電所(熱エネルギーで電力を作る)があり、それで得た収益で高齢者の方へのバス無料提供や高校生の通学定期券無料、保育園、幼稚園などの教材費、給食費無料が行われています。

④ガソリンから電気エネルギーに変わるとどうメリットがあるか具体的に日本人が皆理解する

日本人よりヨーロッパの人々の方が、環境に対する意識が高いとよく言われます。

でも日本人からしたら、①〜③の環境エネルギーに対する数字をどんなに並べられても、私たちが欲してなかったら必要ないですよね。

日本が再生可能環境エネルギーを取り入れる上で、一番大事なポイントはここです。

社会の、環境に対する理解の意識や実感が日本にはあまり馴染みがなく、そこが一番取り組まなければならないポイントだと小泉さんは言ってました。

それを改善するために、具体的に「これは再生可能エネルギーに変えなければヤバイ」と思う具体例をいくつか挙げて、ちょっと環境を考えてみましょう。

1.石炭を約20兆円(日本の税金ほど)で中東から毎年買っている
2.社会の産業の中で、2番目に多く環境にダメージを与えているのは、ファッション産業
3.ファッション産業では、「服の大量廃棄」「水や化学物質の大量使用」などが環境にダメージを与えている主な要因

最後に

「最近、炭酸を生成できる炭酸機を買いました。それまでは、ネットで買った24本入りの炭酸水が家に届いていましたが、環境のために、今では自分で炭酸水を作っています。」

小泉さんが最近取り組んだエコについてです。

この動画を通して、具体的に「社会が環境に与える影響」と、それを考慮して「今後得られる生活スタイルがどんなものか」が少し明確になりました。

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