ダイエットは始めるよりも諦めることからスタートすると勝率が上がる
ダイエットの方法は色々あります。
糖質制限や脂質制限、置き換えダイエットや断食など「どれが効果的なの?」と気になって、最も効果が高くて、簡単に見えるものを試してみたくなるものですが今回はそういった方法の部分ではなくもっと根本的なダイエットへの向き合い方への話です
この考え方を知っておくと大きく失敗することが減るかと思います
譲れないことは何か
ダイエットをする上で大切なのは
どの方法が最も効果が高いか?ではなく
自分の生活の上で
「ここだけはどうしても譲れない!」という部分を知ることです
例えば「譲れない」ものはこういうものたちです
・会食が週に1回はある
・厳しいトレーニングはしたくない
・お酒は飲みたい
・お菓子食べたい
・空腹を感じたくない
などなど
このような、「ここは絶対譲れない」「諦めることができない」と言った"条件"が、人によって様々あると思います
それをまず知ることが大切です
この条件を知らずにダイエットの方法にだけ飛びつくと
それが自分に合わずに挫折してしまう、といったリスクが上がります
諦めるべきところはどこか
譲れない部分を知ることができたら
次に考えるべきは
「諦める部分を決める」ことです
つまり
「自分にはこの譲れない部分がある。そしてそれを譲らないということは、ダイエットにおいて少し不利な状況に立つことになる。自分はそういう状況で戦っていくんだ。」
と認識した上で
「では、その不利を乗り越えてしっかりとダイエットで成果を出すために、自分の場合はどこだったら心地よく諦められるのか?」を問います
大事なのは
"心地よく"諦められる部分を探すことです
例えば
"会食が週に1回はある"
がダイエットを不利にする条件としてある場合を例に考えます
ここでは、その不利に働いている部分を越えられるだけの取り組み、かつ、それが自分にとってはそう大きなストレスなく取り組めることを設定します
例えば
・週に1日断食する
・他の日は夜ご飯をスープだけにする
・翌日はサラダだけ食べる
と言ったような取り組みです
世の中には多様な人がいるので
「1日くらい食べなくてもなんのストレスも感じない」「スープならお腹が満たされるし調整しやすい」「サラダは好きだから美味しく食べられる」というように人によって"心地よいライン"の諦められる方法が必ずあるはずです。
もう一つ例にあげてみましょう
例えば、自分は「激しいトレーニングが苦手だな、、」という場合
こういう場合は
きついトレーニングをすることはまず諦めます
きついトレーニングではなく、"心地よい運動は何か?"に着目してください
それは例えばストレッチかもしれませんしウォーキングかもしれません
たしかにダイエットをするのであれば
激しくトレーニングすることがその一助となります
けれど、トレーニングが本当に苦手な人にとって
「激しいトレーニングをするのか、、」と思うとそれだけで動くことすら億劫になって結局しなくなってしまうというケースはすごく多いので、
そんな時は潔くその領域は諦めてしまっていいと思います
こうした方が戦うべきは
"キツいトレーニングに向き合うこと"
ではなく
"ストレスが最小限で、これくらいなら心地よく続けられそうだと思える運動の範囲を探ること"です
・前屈を1分だけする
・寝る前にストレッチポールに乗っかってゴロゴロしてみる
こうしたものも運動の一つです
"辛いトレーニング"に圧倒されてしまうなら
「そこは私の戦う領域じゃない」と諦めてそこから撤退して、
「私でもここなら戦えそう!」と思える領域を探しましょう
諦めた上でダイエットを設計する
大事なことは
"最も効果的なダイエット方法"に
飛びつくことではなく
"自分の場合は何を譲れなくて、それがダイエットにおいては不利に働くんだ" ということを認識しておくことです
その上で
「では、それを知った上でどういう取り組みをすれば私でもできそう?」と考えることが大切です。
背景や条件を無視して
この方法が良いと聞いたから、でスタートするのでなく自分の抱える背景、条件を考慮した上で戦略を考えるのがおすすめです
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