グルメインスタグラマー執筆!お金がない飲食店向け、他店に差をつけるInstagram運用と、街から愛されるSNSマーケティング
はじめまして、シゲタ
@tsuyoshi_shigetaと申します。
私は東京メインの外食グルメにスポットをあててインスタグラム、Twitter 、TikTokなどで、日々飲食レポートの発信をしております。
インスタのフォロワー数は約11,000人で、SNS総フォロワー数は約20,000人です。(2022年8月現在)
他にも、飲食店のオーナーさんが抱える集客課題の解決にそばで寄り添う、個人飲食店向けのSNSコンサルタントの仕事をしております。
現在はフリーで活動をしておりますが、前職では小売業のイオンでネット事業立ち上げやSNSの責任者として職務にあたってきました。
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このnoteを見られている皆さんはご存じかと思いますが、外食業界において写真メインのSNSであるインスタは相性抜群で欠かせないツールです。
私は東京・高円寺在住で、まわりに飲食店オーナーとの繋がりが多いですが、日々たくさんのお店のインスタをチェックしていて「お客さんに愛されていて凄い!」と思うことや、その逆に「もったいないなぁ、、」と感じることがあります。
これらを一度とりまとめて、
私なりの飲食店インスタの教科書的noteが作れないかと思い至りました。
飲食業界は人手が少なく、忙しい店舗業務の中でSNSの事まで考えるのは非常に酷であると感じます。
お店によってインスタとの関わり方が様々であることを理解していますが、それでも各店やるべきことの余白がまだまだあると思っています。
今後外食業界は、数年続くであろうスタグフレーションの景況や、増え続ける感染者から、ますます厳しくなる事は明白です。
資金力がありSNS運用代行を頼める企業は良いでしょうが、資金力がないお店がインスタをうまく活用できないことを考えると、どんどん差が生まれることに強い危機感を感じています。
本noteは後者の、できるだけお金をかけずにインスタ運用したいお店向けのものです。
今後業務内で時間ができることもあるでしょう。
そんな時にぜひSNSの勉強や運用に割いて頂くことを提案いたします。
本noteの公開開始を8月にしたのも、一般消費が落ち込むニッパチ(2月と8月)に合わせてのものです。
その時期を「勉強の時間に充てる」ことは有意義であると感じます。
飲食店1店舗ずつにインスタのコツを伝えて回ることは勿論できないですし、個人店は職人肌の方が多いので、直接言葉で伝えるよりnoteを作って、時間がある時にこっそり見てもらえればよいのでは?と思い至り、キーボードを叩いています。
「なるほど、そういうやり方もあるのね」くらいで留めてもらって、お店の方針に沿ったやり方に合わせて使って頂ければ幸いです。
ところで、現役グルメインスタグラマーが指南するnoteはとても珍しいかと思います。
「インスタグラマー?こんなものを書いて偉そうに!」と思われるリスクが私にはありますが、それでも外食業界を応援したいという強い思いがあります。
自らのアカウントでインスタと長年深く向きあってきたからこそ、発信できる内容があると思います。
日本全国、飲食店のSNS運用に本気で困っている方々に見て頂きたいです。
本編は下記の方を対象としております。↓
既にお店のSNSアカウントを開設している(基本的なSNS用語位は知っている)
インスタで伸び悩んでいる、トレンドを知りたい
どんな運用をすればよいかわからない、ネタがない
店舗集客に困っている
SNS運用をスタッフに任せる教科書が欲しい or 上司からお店のSNS運用を突然任されてしまった
これからお店を新規オープンする予定
外食業界に興味がある
本著は私の知識、経験、ノウハウを「これでもか!」というくらい詰め込みましたので、文字数30,000字超えの大作になりました。
SNSマーケティングの言葉がたくさん出てきますが、わかりやすいように画像も入れました。
できるだけ多くの方に読んで頂ける様に、ボリュームのわりに価格も抑え気味です。
SNSマーケター視点を入れながら、私が飲食店オーナー、SNS担当者であればこうする、という内容を存分に詰め込みました。 お店をコンサルさせて頂く際も、本著の内容を踏襲して進めています。
はじめは「知識・教養」からはじまり、プロフィール項の見直しあたりから「実践」に入ってゆきます。
順を追ってご紹介していますので、ある程度知識がある方は、目次のリンクから読みたい項目まで飛んで頂ければと思います。
それでは目次と本編をどうぞ。
インスタを理解し、差別化に繋げる
まずそもそも、インスタとはどういうツールなのか改めて把握しておく必要があります。
ほとんどのお店がインスタを「発信のみのツール」として使っている様に見えますが、SNSはそもそも「ユーザー同士が交流し、双方向でやりとりする」ツールです。
「交流」とはざっと以下をさします
いいね
コメント
メッセージ
投稿のシェア
インスタを普段使いしている人だと当たり前な内容ですが、いいねをもらいっぱなしだったり、コメントやDM、お客さんに投稿してもらった記事を放置しているお店が多いことも事実です。
これらが対応できていない状況であれば、これらの反応率を上げることが先決です。
インスタは、これらの「反応」や「ユーザーとの親密度」を図っていますので、人と交流が生まれているアカウントほど、お薦め(上位)表示されやすくなります。
一方的な情報発信のみでは不十分で「来たものを返せる体制作り」が先決です。
大手企業ができない施策で攻めることを意識する
反応率を上げることがなぜ大事なのか、更に深堀りします。
私は大手企業に居たからわかるのですが、今SNS担当者は、社内コンプライアンスでがんじがらめになっています。
例えば以下です。↓
いいね・コメントをしてはいけない
人をフォローしてはいけない
個人を特定される発信は控える
SNS担当者として目を疑う内容ですが、こういった制約の中で担当者は運用をしています。
会社が大きくなるほど、炎上を過度におそれます。
おまけに投稿の製作は外注が多いため、毎日更新ができず小回りが効きにくいのです。
しかし先述しましたが、本来SNSは交流のためのツールです。
大手がSNSで結果を出しづらい点は、ここにあります。
要は、大手ができないことを、個人店はしっかりやる。
まずここが大きな差別化です。
小回りよく前へ進めることが、個人店の強みを活かすことに繋がってきます。
炎上について
まず前提としてインスタは他のSNSと比べて炎上しにくいです。
それはTwitterの様な、リツイート拡散がないことが挙げられます。
更にインスタは、TwitterやTikTok、YouTubeなどと比べて、使用している人のマナーが良い傾向があります。
私は様々なSNSを運用していますが、インスタで嫌なコメントが入ることはほとんどありません。
1年に1回あるかどうかです。
インスタは写真メインなので「言葉の上げ足を取られにくい」こともあるでしょう。
ただやはり、注意するに越したことはありません。
インスタで炎上する原因として、挙げられることは以下のとおりです。↓
有利・優良誤認のような、商品・価格情報の間違い
アカウント切り替え間違いによる誤投稿
社員による悪ふざけの投稿
インフルエンサーへのステマ依頼がバレる
もはや当たり前のことですが、これらは注意しましょう。
投稿する際は、投稿する内容をしっかり見返す癖付けを徹底してください。
特に価格表記には気をつけましょう。
スタッフに任せる時は、上司がダブルチェックをする仕組みを作るなど徹底しましょう。
しかし、さきほども言いましたが、インスタはそもそも炎上しにくいSNSです。
過度に炎上を気にしすぎることなく「圧倒的な攻め意識」を忘れない運用をしましょう。
アルゴリズムを意識する
次に、インスタのアルゴリズムについて解説します。
アルゴリズムとは、投稿が検索結果でより上位表示されるための計算式のことです。
勿論これらは公開されていませんが、インスタと向きあい、SNSが目指す方向を予測するとおのずと浮かび上がってきます。
投稿が下記条件を満たすと、上位表示されやすくなります。↓
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