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灰色の家族

土曜日に、知人の有馬さんが監督を務めた灰色の家族を見に行きました。

物語中、説明されないままのことが結構ありました。

最近は伏線回収みたいな物差しが幅を利かせている気もしますが、日常はそんな風にできてないのでリアルさを感じた··というより、伏線回収につきまといがちな白々しさが排除されていて心地よかったです。

観終わったあとの感情は、単色の、感動だとか、恐怖だとか、悲しさではなく、複色のグラデーションというか、マーブル的なもので半ば強引に感情の落とし所をつけさせず宙づりにさせ、胆力を強いてきました。

そうすることへの多少の強引さは、日常的に処理しにくい感情を無理矢理フォルダー分けして宙づり状態を避け省エネをしている僕等に、必要だったと思いました。


劇中の音楽がかなり好きで、その辺の大作商業映画より断トツで好印象を持ちました。

有馬監督とキャスト
キャスト

有馬さんとお話させてもらったなかで、スタッフさん、キャストさんのスケジュール調整が一番大変だとおっしゃってました。

確かに、たった一夜の飲み会の幹事でスケジュール調整をするだけで半死になる僕には無理だと思いました。

映画監督の夢はあきらめましたw


上映は大須だったのでことり隊長のシプカにも行ってきました。


大須のカフェで食べたパフェです。

ではまた。

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