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イモの日

The box 解説編、二回目が投稿されました。

今回は会話の翻訳の解説です。

主語、述語についてから、英語の動詞の多様さ、日本語の名詞の多様さまで話は広がります。

解説編を読むと読まないとで、The box の面白さは大きく変わってくると思いました。

今回の解説編の内容の一部を、僕なりに広げたいと思います。

日本は常に周囲の環境、
立場を優先して
物事をすすめる傾向にある、

即ち、滅私奉公の精神があるので、
自分の想いや感情を曖昧にする必要があり

そこから、「私」という表現を
幾重にも広げるという手法になり、
その延長戦上で主語がなくても
通じるような会話体制へと
変化を遂げたと思われますニャ。

引用させていただきましたニャ

“日本は常に周囲の環境、
立場を優先して
物事をすすめる傾向にある”

この“傾向”は稲作文化由来だという僕の“読み”の話です。

稲作文化の特徴は集団主義的なところです。

よい側面をあげると滅私奉公の精神があり、悪い側面をあげると“出る杭はうたれる”文化です。


稲作は麦作にくらべると、手間が格段にかかります。

」という字は「八十八」という文字からつくられたといわれ、それは米ができるまでには八十八もの手間がかかるという意味です。

皆が足並みを揃え、集団としてうまく機能しないと、機械化以前の稲作は困難でした。

麦(パンやパスタには向いていないもの)も作っていましたが、なぜそんな手間のかかる稲を主に育てていたのか。

もちろん気候によるところもあります。

そして、同じ作物を同じ場所で繰り返しつくることによって生じる生育不良が稲にはなく収穫が安定したうえに、そもそも生産性が高かったのです。

さらに、麦にくらべて栄養バランスがよい。

どれだけ栄養バランスがよいかというと、江戸時代の一般的な食事の再現を見るとわかるかも。

※ただし白米ではなく、玄米に限る。

16世紀には、同じ島国イギリスの6倍の人口を支えたと言われています。

と、さんざん米の話をしてきましたが、10月13日の今日はさつまいもの日だそうです。

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江戸時代に焼きいもを十三里といって売り出し、それが好評で定着したことから、十三里=さつまいも=13日、となったそうです。

十三里というのは、栗(九里)より(四里)うまい(9+4=13)から来ています。

さらに詳しいことはこちら

僕の父方の祖母はふかしたさつまいもが好物だ。

食べてる姿をよく見たし、食卓のうえにはふかした芋が常にあった。

そんな祖母の悩みは細すぎることだった。

僕はその理由があるときわかった。

さつまいもはプロが勧めるほど、ダイエットに向いている食材なのだ。

あつあつではなく、さまして食べるとよいそう。

祖母はふかしたさつまいもを、大量に作りおきしておいて、あたためもせずに食べていた。

なるほど、無自覚にダイエット食を食べていたのか。

しかも祖母は働き者で家事でよく動いていた。

そりゃあ、太くはなれないよなあ···

ということで、ダイエッターの方、さつまいもはいかがでしょうか?

では、今日はこの辺で。

またね。

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