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4年間の遠距離が続けられた理由

4年間の沖縄・埼玉の遠距離
今日は埼玉に住む僕と沖縄に住む奥さんとの4年間の遠距離についてお話致します。

結果的に4年遠距離をして、19年10月にようやく入籍しました。

今年5月に結婚式の予定でしたが、コロナのクソ野郎のせいで無期限延期になったので奥さんとの生活は7月からスタートになります。と言う事でまだ遠距離継続中ではあるんですが笑

奥さんと僕との4年間以上の遠距離について懐かしく振り返ってみようと思いました。

私達の出会いと遠距離の始まり
先ず奥さんとの出会いは学生時代の留学先です。カナダのバンクーバーに1年間留学に行っていたのですが、そこで奥さんと奇跡的な出会いをしました。

留学して1ヶ月ぐらいで奥さんとは知り合ったのですが、付き合い始めたのは留学して約7ヶ月ほど経過してからでした。

奥さんが留学期間中は男を作るつもりはないと、それとなく聞かされていたので最初の頃は正直諦めていました。

ただ友人関係としてちょこちょこ共通の友人と遊びに行ったり、連絡はとっていました。告白したきっかけは、彼女がバンクーバーからインターンでビクトリアという船でしか行けないところに移動すると聞いたからです。

『やばい、このチャンスを逃したらもう一生会えないかもしれない、、』

そう思い振られてもどうせ留学が終わったら会えなくなるんだ!と覚悟を決めて告白しました。今考えても相当恥ずかしいですが、『ここで一生会えなくなるのは嫌だ!付き合って欲しい!ビクトリアには行かないで欲しい!』と。今考えれば相当恥ずかしい事ですが、その時は必死だったので恐らく凄い形相でお願いしたんだと思います。

その意欲を汲み取っていただき、無事交際をしていただける事になりました。
留学先で日本人と付き合ってないで勉強しなさいと
怒られそうですね笑

結局1ヶ月だけビクトリアに彼女はインターンにいき、その後はバンクーバーで親に内緒で半同棲を3ヶ月ほどしていました。

あの時の3ヶ月はとてつもなく濃く、お互いの思い出に残ることが沢山ありますし、4年付き合った中で最も長く一緒に居れた期間でした。

約一年の留学期間だったのですが、留学が終わった後は自分は地元に、奥さんは沖縄に戻る事になりました。
留学から帰ればすでに周りは就活状況で自分も奥さんも就活を始める事になります。
自分は全国転勤を伴う会社に決まり、奥さんはブライダル業界に興味があったことから結婚式場で働く事が決まりました。
同じエリアで就職する事も一度は考えましたが、奥さんもどうせなら自分が生まれ育った、綺麗な海に囲まれた結婚式場で働きたいという想いもあり、
二人の遠距離がここで決まりました。

遠距離を乗り切る為に

特に遠距離を始めて最初の1年はとにかくお互い辛かった事を覚えています。

今までが留学先でも一緒にいる時間が長かった分、
急に遠距離になり会える回数も2か月に1回など極端に少なくなっていきました。
また2人とも新卒で社会人としてスタートし、
大きな環境の変化もありました。

そんな中ですぐお互いが隣にいて支え合う事が出来ないもどかしさを感じた事覚えています。そして電話でしかコミュニケーションが取れないので、何か些細な事で衝突した時はなかなかお互い気まずくて、連絡を取らなかったりした時もありました。

お互いの仕事や職場の人たちも分からないために、例えば僕が飲み会が続いた時などは本当に最初の頃よく喧嘩していました。

『彼女:そんな飲み会が毎日ある訳ない!嘘ついてる!』

『僕:仕事の性質上飲み会は多いんだよ!こっちだって好きでいってる訳じゃない!』

みたいな具合です。

これが徐々に改善されていったのですが、二人がこの事で一度真剣に話し合う機会がありそえがきっかけだったと思います。

やった事は、とにかく面倒くさがらず丁寧に自分の仕事内容・職場の人たち・飲み会の内容などを包み隠さず伝えました。その後も接待や飲み会で遅くなる時は翌日必ず丁寧に話をしていました。

そうする事でなんとなくお互いの仕事などを理解し、安心できる様になったんだと思います。

二人の約束

遠距離中はクリスマスも2人で一緒にいられない事が多く、街中で幸せそうにしているカップルを見て嫉妬していました。笑『クリスマスだからって馬鹿みたいにいちゃつきやがって』と内心通り過ぎるカップルをみて恨めしそうにしていました。笑

そんな中でクリスマスに毎年必ず2人でやっていた事があります。ちなみに今でも続けていることです。
それは2人が各々自分でケーキを買って、テレビ電話で『メリークリスマス』をする事です。
自分で書いていて恥ずかしくなりますが、これは2人の暗黙のルールみたいになっています。

そして何よりも2人が4年も遠距離が続いたのは、恐らく
基本的に毎日連絡を取り合っていたからでは無いかと思います。
どうしてもお互いの事が見えない分、日頃の生活なども分からなくなってきます。
それがどんどん溜まっていくと、疑いや不満に繋がるのではと思います。

なので毎日電話が出来なくても、LINEで『行ってきます!』『帰ってきたよ!』『今日は飲み会で遅くなる』など報告していました。

自分はもともとマメな性格ではないので、それでも毎日出来ず奥さんを心配にさせてしまった事もあると思います。
最終的にはお互いの信頼だと思いますが、その信頼を築いて行くために私達は毎日こまめに連絡を取り合うということをしていました。
夫婦、カップルのあり方などは本当に千差万別だと思いますので、これは私達にのみ当てはまるのかも知れませんが。

また、もう一つ2人を繋いでくれたのは『ディズニー』でした。
共通の趣味を持った方が良いと言われた事がありました。ただ趣味を意識して持つと言っても中々すぐに出てくるものではないと思います。
私達の場合はたまたま2人がディズニーが大好きだったんです。

なので奥さんがこっちに遊びにくる時はよくディズニーに行っていました。
次一緒に会う約束もディズニーに2人でまた遊びにいくと目標を立てて1か月先、2か月先の予定を考えたりもしていました。
どちらかが、どちらかの趣味に合わせるというのではなく単純にお互いの好きな事が一緒だったのですが、今思えばこの趣味が会うというのはとても大きかったなと感じます。

遠距離しゅうりょーーーーーう

そんな中でもやはり4年間というのは非常に長く、当時は終わりのない感覚でいました。
なので遠距離をここまでするとケツを決めてそこまでは頑張ろうと話し合いました。

ようやく昨年入籍し今年、結婚式を挙げます。(キャンセルになってしまいいましたが笑)
2人の長かった遠距離生活も今年で終わりという事になります。

遠距離をしている時はお互い辛く、大変な事も多かったですが、
今になって逆に良かったなと思う事もあります。

遠距離だからこそ良かった事
遠距離中に2人で会える時間は本当に貴重で、だからこそ2人にとってその1日1日が思い出に残っています。
また記念日やイベントの時も遠距離ならではの、趣向を凝らしたサプライズなどももしかすると遠距離だからこそ出来たことかも知れません。
何より4年間も離れ離れで生活し、遠距離を出来た事で2人の中にもお互いを信頼する基盤がしっかり出来たんだと思います。

ですのでこれから遠距離を始める方、既に遠距離をしている方は
今大変な事も多いのではないかと思いますが、
きっとその距離を乗り越える事が出来れば2人の関係は確実に強固になっていると思います。
そして遠距離が終わり振り返った時に、遠距離だからこその2人の思い出が沢山出来ている事だろうと思います。

これから山ほどケンカやトラバルも起こると思いますが、2人が頑張って乗り越えた遠距離を思い出し、
感謝の気持ちを持ち続ければ乗り越えられない事はないと思っています。

遠距離をされる、している方々心より応援しております!!

by沖縄を愛するサラリーマン

ブログもちょこちょこ更新してますので、興味があれば見に来てください!

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