相手が喜ぶだろうと思った指導は、意外と相手にとっては迷惑になることも。
近頃耳にするのは、運動指導する上で、
楽しませることが重要な課題となっている気がする。
というか楽しませることが、
勝手に独り歩きしている気もする。
私は楽しませることは指導上、
考えてはならないことだと思っています。
楽しいか楽しくないかは、
本人の単なる感じ方でしかないから。
楽しかったらそれで良い。
というのは、
結果を求めず運動・スポーツを行うなら正しいけど。
結果を求めているなら、
楽しませることは正しいとは限らない。
結果が伴って、
初めて楽しいと思えることだと強く思います。
楽しいことより、
結果が出るやり方を教えることが正しいから。
先日職場のお年を召した方から、
職場で余ったお菓子をお子さんにということで、
やや押しつけるように持たされた。
私はとても不愉快な気分になった。
自分の子どもには、
甘いお菓子ばかりを食べさせたくない。
お菓子そのものは、
家にいっぱいあるので要らない。
うちの子どもは、
お菓子をもらっても喜ぶとは限らない。
そのお菓子は、
うちの子の好みには合わない。
気持ちはありだいけど、
その押し付けがましい行動は迷惑。
申し訳ないけど。
ということがあったので、
尚更相手が求めてないことを、
こちらの勝手なイメージで与えない。
ことを教訓として感じました。
それでも相手のために教える上で、
アレやコレやと試すことは悪いことではないと思います。
むしろ俺流の考えや、
やり方をやってもらう気概がないといけません。
けれど、
喜びや楽しさは本人の感じ方であるので。
楽しくなかっても、
結果的に体力がついたダイエットできた。
となれば、
それはそれで正しいことなのだと思います。
なので、
卑屈になる必要はない。
けど、
相手の気持ちをおもんぱかった指導はやめた方がいいと思います。
本来の筋から外れますし、
相手もつけ上がりますから。
ちなみに頂いたお菓子は、
私の好みなので親父が全部頂きました(笑)
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