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「春日部夏まつり」に行った話。2023/7/16

 2023年7月15, 16日(土,日)に、春日部駅東口周辺にて「第51回 春日部夏まつり」が、開催されました。「春日部夏まつり」は八坂神社の祭礼がルーツとされているお祭です。
 しかし例の感染症の影響により、2020年、2021年は中止になり、2022年は、御神輿は担がず、御神輿の展示のみの開催でした。そのため、御神輿を担いでの本格的な開催は、4年振りとのことです。

(参考文献:春日部経済新聞 「「春日部夏まつり」、4年ぶりのみこしパレード 若手も文化継承に熱い思い」)

 御神輿や流し踊りをやっているとのことで、面白そうなので、16日(日)に行ってみました。今回のnoteは、そのときの感想を書いています。
 写真撮影をしましたが、やはり御神輿は、背負っている人たちが居てこそ映えるもの。肖像権を守った上ですと、どうしても良い写真は撮れなかったので、雰囲気を知りたい方は、下記のネット記事をご覧ください。良い写真がたくさん載っています。

御神輿が多かった!!

 今回、初めて春日部夏まつりに行ったのですが、なんと言っても御神輿の数が多いことに驚かされました。大通りに4基ほどの神輿が担がれているのが見えて圧巻でした。現地で頂いた会場案内によると、山車(だし)が、3台、神輿は、24基もあるそうです。
 実際、私が24基に出会って数えられた訳ではありませんが、会場のそこかしこに御神輿があって、凄く良かったです。また、山車も併せて、27の地域団体(町内会?)が、春日部に存在していて、このお祭のときに一丸となって、御神輿を担いでいる事実が、本当に素晴らしいと思いました。私の住むところも自治会はありますが、こういったイベントはないので、羨ましく感じました。

御神輿
山車

人が多い!!

 大通りに、まるで敷き詰められるように人がたくさんいました。春日部駅は、時々散歩などで行くので、普段の人通りを知っているからこそ、余計に多く感じるのかもしれませんが、めちゃくちゃ人がいました。
 なので、出店が、どこも行列でした。出店の数が人の数に対して明らかに足りていない感じがしました。(どのお店も繁盛するので、良いことなのですが。)出店の数が少なかったのは、同日に他のところで大きな祭があったのか、それとも「4年振りの開催」という地域の人たちの期待感が、凄く大きかったのか分かりません。ともかく、食べ物屋さんは例外なく行列でした。

食べた物など

 出店の食べ物屋さんは、どこも30分は待ちそうな雰囲気がありましたので、出店で買うことは諦めて、個人店で、出店っぽくやっているところに行きました。後でnoteに書くことも想定すると、出店よりも、現地にあるお店を紹介した方が良いとも思いますし。
 まず、訪れたのは、お茶屋「おづつみ園 春日部東口本店」さん。こちらで抹茶ソフトクリームを購入しました。

抹茶ソフトクリームと「おづつみ園」さんの看板

 当初は「この後に行くお店の後で」と思っていたのですが、まだ陽が落ちておらず、暑くて堪らなかったので、先に頂いてしまいました。美味しかったです。抹茶ソフトクリームの他に、バニラ、バニラ抹茶ミックス、マンゴーなどもあったので、今度 来るときは、それらも試してみようと思います。

 次に訪れたのは、ハンバーガー店「The goodies(グッディーズ)」さん。私は「買い食いでハンバーガーが食べられるかなぁ」と思っていたのですが、ハンバーガーは売り切れ!!残念!!
 仕方ないので、いくつかある夏祭り限定メニューの中から、フライドチキンを注文しました。外に席があり、座って待っていて良いとのことだったので、有り難く座って待っていると、揚げたてのフライドチキンをご提供いただきました。

フライドチキン

 まさか、外に椅子と机が、出ていて、そちらで座って食べられるとは思っていなかったので、大変有り難かったです。フライドチキンは当然ですが美味しかったです。今度、ちゃんとハンバーガーを食べに来たいと思いました。

 ギリギリお腹に食べ物を入れられたので、どこか出店で遊べないかと探していると、「型抜き」屋さんがありました。1回200円!試しにやってみることにしました。成功したことはありませんが、やり方は知っています。まず、その枠をある程度、割っておいて、画鋲で少しずつ削るらしいです。すると……


失敗した型抜き

 失敗!!!残念でした。先に際どいところに溝を掘ってしまったのが、仇となったようです。「先に際どいところを先にやっておけば良かったのかも」とか色々思いましたが、物事は引き際が肝心。のめり込みすぎても良くないので、1回で諦めました。

 遊び系の出店だと、iPodのようなタブレットを使ったスロットくじ、輪投げ、射的をそれぞれ1店舗ずつ見かけました。ちなみに、金魚すくいは、1店舗、ヨーヨーは数店舗あった気がします。
 射的は、やってみたかったのですが、凄く並んでいたので諦めました。どれくらい賑やかな お祭りなのか知らずに来て、思ってたより賑わっていたので、覚悟が足りなかったなと反省しました。

八坂神社にお参り

 折角なので、このお祭りで祀られている八坂神社をお参りをしました。場所は、春日部駅東口から、徒歩17分と長めで、遠すぎて、祭りの会場から離れてしまいました。しかし神社には、お祭りだからか、テントが張られており、そこで、数人のお爺さま達が、スタッフとしていらっしゃいました。
 敷地は、それほど広くなく、少し大きめな一軒家くらいしかありませんでしたが、提灯が飾られていて、大変雰囲気のある神社でした。

八坂神社の外観
八坂神社

 100円の奉納で、お札が1枚頂けるとのことで、その場にいたお爺さまに言って、100円を奉納し、二礼二拍手一礼して、心の中で神様に対し挨拶していると、何かがファサッファサッと頭に当たりました。少し慌てて見上げると、お爺さまが、お祓い棒、正式名称「大幣(おおぬさ)」を振って清めてくださっていました。さっきまで、そんなものどこにもなかったので、若干の驚きと、急に訪れた初体験を喜びつつ、改めて拝んで、お札をいただきました。

お祓い棒 (大幣)のイラスト いらすとや様より

 その後、隣に日枝神社もありましたので、そちらにもお参りし、会場に戻りました。

いただいた八坂神社のお札

祭会場に戻る。

 会場に戻ると、本部テントを見つけたので、会場案内のビラをいただき、落とし物センターとかあるんだなぁと思っていると、その本部の立地が何かに気付きました。そう!(?)大塚家具ビルの入り口の敷地に本部がありました。流石は(?)、大塚家具だなと思いました。大塚家具とは、春日部が誇る、由緒正しい有名な家具屋さんです。

(なぜ、春日部に有名な家具屋さんがあるかと言うと、江戸時代、日光東照宮を造った宮大工さんたちが、粕壁(現在の春日部)の地に良い桐の木がたくさんあることから、そこに住み着いて、家具を作り始めたのが、理由だそうです。その流れで、有名になったのが、大塚家具です。気になる人は、下記リンクをご確認ください。)

 あと、その本部にお賽銭箱がありました。

本部のお賽銭箱

 先に知れたら良かったなと思いました。ここをお参りすれば、神社にお参りしたのと同じなのですから。どちらにせよ、神社には行ったと思いますが、知った上で行くのと、知らないで行くことは気持ちが違うので、ちょっと残念な気持ちになりました。

 また、後で見つけたのですが、他のところにもお賽銭箱はありました。

お賽銭箱など

 行きのときは、これらを全て避けて通っていたので、逆に奇跡だなと思いました。お祓い棒で、祓っていただけたので、これもまた巡り合わせなのかなと思います。

獅子舞を発見!

 歩いていると、道の脇にある山車の周りに人だかりがあり、近づいてみると、獅子舞が踊っておりました。

獅子舞

 祭囃子も綺麗で、獅子舞の踊りも大変素晴らしかったです。特に獅子舞が、お手玉を咥えて、カミカミして、お手玉を左右に動かすシーンは、「そんなことできるのか!」と、凄い芸能を観れていることに感動しました。祭りとしてはメインではないのかもしれませんが、ぜひ生で見ていただきたいです。

春日部駅に戻る

 春日部駅は、現在、工事中で、新しくなりつつあります。春日部といえば、「クレヨンしんちゃん」の街ですから、今年公開の「クレヨンしんちゃん」の3DCG映画と、先日7月15日に新型車両になった「スペーシアX」のデッカい広告が、ズドーンとありました。ここまで大きな広告は、それだけでも圧巻ですね。ましてや3DCGで綺麗になったクレヨンしんちゃん達の広告です。埼玉県民として、嬉しく思います。

春日部駅のクレヨンしんちゃん
映画の「クレヨンしんちゃん」「スペーシアX
広告 (記念撮影スポット)

おわりに

 今回は「第51回 春日部夏まつり」に行ってきました。御神輿や山車だけのお祭りは、あまり行ったことがなく、正直、始めはそれほど期待していなかったのですが、御神輿の数が多かったり、獅子舞が見れたり、お祓い棒で祓っていただいたりと、楽しいお祭りでした。
 ただ、出店でお腹を満たすには、中々、時間を要する感じでしたので、次回に来るときは、もう少し時間にゆとりを持って来たいと思います。
 祭りが戻ってきて、駅が新しくなってきていて、新型車両が完成したりと、盛り上がってきている春日部市。住むには良いところなのかも?いや、良いところに違いありません!関東に移住を考えている方は、春日部市を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

 もし、このnoteが良かったら、右下の高評価ボタンを押してください。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。お相手は、音宮 二郎(おとみや じろう)でした。

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