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【抗酸化効果】ブルーベリーの本当の効果とは?

こんにちは、Tsuyoです!

今回は、

【ブルーベリーって本当に眼に良いの?】

というテーマでまとめていきます。

ブルーベリーは、一般には
眼に良い食べ物だと言われています。

しかし、
それは本当でしょうか?

結論から言うと、

【ブルーベリーが視力回復に効くという
 エビデンス(科学的根拠)は無い。
 しかし、抗酸化作用については、
 エビデンスがあり効果が期待できる】

という結果になります。

まとめていきます。

■ブルーベリーとは?


皆さんも1度は、
ブルーベリーそのもの、

又は
ブルーベリーの加工品を
食べた事がありますよね?

僕も好きです。
甘酸っぱくて美味しいですよね。

ブルーベリーって、
見た目にも鮮やかな、
アオムラサキ色
ですよね。

これは、
アントシアニンという成分が
多く含まれているからです。

ちなみに、
このアントシアニンは、
ブルーベリーだけでなく、
アオムラサキ色の野菜にも
含まれています。

例えば、
ナスとか赤かぶとかですね。

しかし、これらの野菜は
切った時の中身は、
白っぽい薄い色ですよね。

ブルーベリーは、
ちょっとかじるとわかりますが、
中も鮮やかな濃いアオムラサキです。

これは、
アントシアニンが、
中の果肉まで
たっぷり含まれているから
です。

よって、ブルーベリーは
他の野菜や果実より、
アントシアニンが多く含まれている事に
なるのです。

■何故眼に良いと言われているのか?


ブルーベリーは眼に良いという話、
皆さんも一度は
聞いた事ありますよね?

でも、
この話を由来を知っている人は、
そう多くないと思います。

実はこの話は、
第二次世界大戦の時代まで遡るのです。

この戦いの最中、
とある
イギリス人のパイロットがいました。

そのパイロットは、
夜間〜夜明けの攻撃の時でも、
物がハッキリ見えていたのです。

そこで当時の研究チームが、
そのパイロットの
食生活を調べたところ、
ブルーベリージャムが大好物で、
毎日のように
食べている事がわかりました。

そこから
ブルーベリーの成分を研究し、
色素成分であるアントシアニンが、
パイロットの眼機能を
回復させたのではといわれています。

■本当に視力は回復するの?


この研究から始まり、
現代でも各国の研究家達が、
ブルーベリー、しいては
アントシアニンの効果について
研究を続けています。

確かに、
体内のロドプシンと呼ばれる
眼機能に関わるタンパク質の
分解と合成に
役立つというデータはあります。

更に、
ブルーベリーには
ビタミンAも多く含まれており、
この栄養素は、
目や皮膚を粘膜保護したり、
夜盲症(いわゆる鳥目)に
なりにくくする効果がある、
というデータはあります。

しかし、
こういったデータは
いろいろ出てはいるものの、

【視力の回復の効果がある】
という研究結果はまだ出ていません。

まだまだメカニズム的には
解明されてない部分も多く、
エビデンスとしては
不十分という事ですね。

つまり、

【眼には良いけど、
 視力回復するかはまだわからない】

これが現状の答えです。

■その他の効果


ここまでのまとめで、

ブルーベリーに含まれる、
アントシアニンやビタミンAが、

視力回復そのものには
効くかは未知数ですが、
眼の粘膜やタンパク質に
良い働きがある事までわかりました。

では、
他にエビデンスのある
プラスとなる効果は
ないのでしょうか?

実は、あります。

中でも一番大きいプラスの効果は、
抗酸化作用です。

アントシアニンは
ポリフェノールの一種であり、
これらには、
活性酸素をやっつける力があるのです。

活性酸素とは、
ざっくり言うと、
体に悪い影響を与える酸素の事です。

人間の体は常に、
活性酸素と戦っています。

しかし、
これが体内に増えてくると、
細胞に悪影響を与えてしまい、

老化を早めてしまったり、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、
白内障、がんといった

聞くだけでもヤバいとわかる病気の
原因となってしまいます

しかし、先述の通り

ブルーベリーには、
そんな活性酸素と戦える
アントシアニンはモチロン、
同じ効果もある
ビタミンも多く含まれています。

すなわち、
ブルーベリーは
眼を含む体の機能を回復するには、
とても良い食品
なのです!

■食べる時の注意点


さて、
ブルーベリーの効果も
色々わかったところで、
積極的に食べたいところです。

が、
ここで注意があります。

ブルーベリーは、
加工すると
アントシアニンが大きく落ちます

代表的な加工品といえば、
先のパイロットの話でも出てきた
ブルーベリージャムです。

加工方法にもよりますが、
加熱加工して作ったジャムは、
アントシアニンの量が、
80%以上も減ります!

トーゼン、
抗酸化作用も減ってしまいます

モチロン、
ジャムにする事で、

・長期保存ができる
・アレンジレシピを作って
 摂取する習慣を作りやすい

といったメリットもあります。

しかし、
ブルーベリーの栄養を
効率的に取りたいのでしたら、

生のブルーベリーを
新鮮なうちに食べるのがオススメです。

あなたの生活スタイルや
目的に合わせて、

摂取しやすい方法を選ぶと
良いと思います。

■最後のまとめ


ここまで僕なりにまとめましたが、
いかがでしょうか?

結論にエビデンスの有無を含めましたが、
細かい栄養素の働きについては、
まだまだ研究中の部分も多いです。

こういったデータがある事を
あなたなりに理解した上で、

楽しくブルーベリーを摂取できれば嬉しいです。

では、
また明日のnoteでお会いしましょう!

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