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何かを選ぶ楽しみ♬

昔から本屋へ行くのが好きだった私。

中学時代は星新一やシャーロックホームズを。
塾へ行きながら、近くにあった本屋へ暇つぶしを兼ねて立ち読みをしていました。

大学時代…喘息に悩んでいた私に大学の保健室の先生が紹介してくれた名古屋で喘息の治療で有名な内科医の先生の本を買い、読んで、本に書かれていた内容を実践してみました。
そしたら、本当に喘息の発作が出なくなったのです。

5,6年前…もっと前かもしれません。
特に買いたい本もなく、良い本を探しに本屋へ物色しに行き、1時間ほど考え、内容を吟味してたどり着いた本。

じっくり考え悩んで買った本だからか今でも何度も読み直す本となっています。この本から仕事の方法やアイデアや企画の発案方法など学びました。

また、家の近くにあった本屋に、青山学院大学の原晋監督の本を買いに行った時も色々考えた末、駒澤大学の大八木監督の本を買い駒澤のファンになりました。

「色々とあるものの中から一つのものを選び出す。」

普段、仕事で水やりや出荷の準備をしていると、常に花を観察して、選別する作業が入ってきます。同じ品種、同じ種類の花でも少しずつ株の大きさや、葉の大きさ、花の立ち方が変わってきます。

人にも色々な人がいて個性があるように、花も株によって少しずつ違いがあります。

1年半ほど前に近くのホームセンターで、子供連れの家族がガーベラの小さな鉢植えを楽しそうに選んでいました。
様々な色のガーベラを、あれこれ考えながら、家族と語らいながら吟味していく。その過程が楽しいのかと思います。
家族や友達同士で花を選ぶ機会、良い花との出会いをたくさん作って植物が育つことの変化を楽しんでくれたらいいなと思いながら、花を育てて、出荷しています。
一鉢からでも喜びを少しずつ与えられたら良いなと思います。

(写真はうちで育てているマーガレットの鉢植えです。)

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