見出し画像

一人暮らしを考えている皆様、私に5分ください。


今日、友人のインスタグラムを見ると引越しの作業をしていた。私も約1週間後に引越しを控えている。

大学入学や就職、転職、転勤など、一人暮らしを始める理由は様々であると思う。私は大学入学と同時に上京したため、そのタイミングで一人暮らしを始めた。

そして、今月で一人暮らしを始めてちょうど4年。”一人暮らし”という選択をしたことに一切の後悔はないが、物件に関しては「もっとこうするべきだった」という後悔が山ほどある。

そして、その後悔は、一人暮らしを始める前には意外と気づいていないような部分に対してある。

私は春から一人暮らしを始める方々に後悔をして欲しくない。なので、今日は物件選びに際してここが意外と大事!という点をいくつかご紹介したい。


1.その物件、駅チカ?

私が住んでいる場所は最寄り駅から徒歩17分ほどの場所。この場所を選んだ最大の理由は家賃だと思う。(受験終わってすぐは遊びまくって、物件選びは親に任せっきりでしたすみません・・・)物件選びで家賃というのは最も意識する点だ。

少しでも安く、質の良い場所に住みたい気持ちはよくわかる。私もそうだった。お風呂トイレ別は絶対条件、部屋が広いのも絶対条件、でもこの2つの条件に加えて、駅チカであるというのは、かなり家賃が高くなってしまう。

そこで、私は駅が遠くなってもいいから、お風呂トイレ別で広い部屋がいいと両親に頼み込んだ。しかし、これは大きな間違いだった。

4年前の私にとってお風呂とトイレが一緒というのは衛生面においてひっかかる部分があった。しかし、よく考えて欲しい。その家に住み、そのユニットバスを使うのは自分自身だ。仮に他人(複数人)と同居するような場合であれば、嫌悪感を抱いてしまうのはわからなくないが、実際使うのは家主の自分自身である。住み始めると「ユニットバスでもよかったなー。掃除もユニットバスなら楽だし」となる。

それに、毎日湯船に浸かって広々とお風呂を使いたい、という方も多くいるだろう。私もその一人だった。私の実家は年中、湯船にお湯をはるため、シャワーで済ませる日などなかった。18年間。しかし、一人暮らしを始めると、最初の数日間は入るのだが、足は伸ばせないため窮屈で、実家ほどの快適さがないことに気づく。そうすると、シャワー生活の始まりだ。

そして、部屋の広さについて。「広い方がいいに決まっている」と、住み始める前は思う。しかし、社会人の方は日中、外にいる方が多いだろうし、第一、自分一人だけしか住まないのに広すぎる部屋などいらないと思う。逆に掃除が大変だ。最低限の生活ができれば、問題ないのではないか。

一方、駅から徒歩17分というのは地獄だ。この距離のおかげで多くの機会損失を生んだ。駅チカであれば、少し長く寝れる忘れ物を取りに行けるギリギリまで服を選んでヘアセットをできる雨が振っても対して問題はないバスを利用するお金を節約できた、などなど

これは完全に個人的な意見だが、”駅チカ”に勝るものはない。駅チカに住むために、家賃を下げる必要があるというのであれば、ユニットバス部屋の広さ、この辺りを検討し直してみるのはいかがでしょうか。


2.その物件、コインランドリーは近くにある?

大学生であれば問題ないかもしれないが、社会人の方は是非コインランドリーの近くに住んでいただきたい。もしくは乾燥機付きの洗濯機を購入するか。

「洗濯くらいパパッとやって干すよ」と、一人暮らしを始める前には思うのだが、社会人の方は特に、その時間がないなんてことが実際のとこあるかもしれない。私は就活の時期、洗濯物は溜まっていく一方で、干してもなかなか乾かないため、結構困った。

そういう時に、家の近くにコインランドリーがあってくれると本当に助かる。これが1キロくらい先にあると、車がない場合、大きな袋に入れて担ぎながら歩いて運ぶ羽目になるため、とても大変だ。

コインランドリーの位置は是非確認していただきたい。


3.その物件の近くに惣菜の種類が豊富なスーパーはある?

私の家の近くにはスーパーAスーパーBがある。どちらも歩くと10分から15分かかる。その代わり、コンビニは近くにあるため、コンビニばかり行ってしまい財布によろしくない。なのでスーパーが近いことは絶対条件だ。

スーパーAは駅チカ、スーパーBは家の反対側にある。家からの距離的には両方とも同じくらいだが、電車を使った帰りに買い物することが多いためスーパーAを利用しがちだ。

先日、友人の家で軽く飲むことになったのだが、その子の家の近くのスーパーに行くと驚いた。閉店間際の時間には刺身のセットが5割引きで約300円くらいになっていたり、惣菜の種類もかなり豊富だった。スーパーAもBも刺身が300円台になった日は見たことがない。

また別の日、違う友人の家に行った。そのとき、友人の家の近くのスーパーに寄ったのだが、ここもまた惣菜の種類がかなり豊富だった。

「スーパーによってこんなにも違うのか」友人たちがとても羨ましかった。

忙しい日は、自炊もできないので惣菜で済ませてしまうが、種類が少ないとローテを回してもすぐに飽きてしまう。自分の住む家の近くのスーパーがどれくらいの規模であるのか、好きな惣菜が置いてあるのかなどをチラッと確認してみるのもいいかもしれない。


4.その物件の近くに、自分の好きな〇〇はある?

私の場合は銭湯と映画館だ。映画館は隣の駅にあり、歩いても行ける距離なので許容範囲。しかし、銭湯が近くにない。先ほどの話に戻るが、ユニットバスでも仮に家の近くに安い銭湯が一つあれば、「まあそれでもいいか」なんて思う人も多いかもしれない。「普段はシャワーで、ちょっと疲れた日、休みの日なんかには銭湯に行こう」という感覚はとてもいい。

自分のモチベーションを高めてくれる場所や自分を癒してくれる場所が家の近くにあるというのはとても大切なことだ。


5.その物件の近くにカフェはある?

カフェが家の近くにあると本当に助かる。一人暮らしの””というのは、どうしても「作業をする場所」ではなく、「休む場所」になってしまう。そのため、家で読書をしたり、作業する際に集中力が持たない。そこで、家の近くにカフェが一つあると、すぐに移動してタスクに取り掛かることができる。

普段の生活にメリハリをつけるためにも、家の近くにカフェがあるというのは最高にいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?