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新現場の邑輝(むらき)の現状報告(20200626現在)

 みなさんごきげんよう。最近暑くて,氷とかで物理的に頭を冷やさないと眠れなくなってきた5期生の高橋です。

 早いもので新しい現場である通称「邑輝(むらき)」での作業も1か月半近く行いました。
 邑輝現場をやってみて分かったことは,「去年の柳現場は簡単な現場だったんだなぁ」ということです。それくらい邑輝現場は難しい現場だと感じます。

 まず,今の邑輝現場は人工林が植えてあるところまで行くのに道のりにして500m近くかかります。
 そして2度沢渡り(=洗い越し作成)をしないといけません。
 また,以前間伐か何かで入った事業体がつけたフォワーダー道と思しき道があるのですが,それがあるせいで川の本来の流れが変わっているようで,路面は溝が掘れてるわ,地下に水が走るわ,切り取りが高いわ,でその修正がたいへんです。

 言葉だけでもよく分からないと思いますので現場写真をどうぞ。

20200626現場エントリー


 これをこのように開設しました。

20200626現場エントリー後


 既設道は路面は荒れて灌木だらけですが,グラウンダーの5期生鈴木さんに刈ってもらって,その上に写真で言う左側の山側を削って土を撒きました。
 開設っていうか土を撒いて転圧しているだけなので,ぶっちゃけちっとも面白くないのですが,とりあえず進みます。


20200626沢渡手前

 ここも。


20200626沢渡手前2

 こんなふうに。


 写真右側が一回目の沢渡です。
 ここに岩を撒いて,沈まないように太い灌木を敷いて,その上にバラス(砕石)交じりの土を撒きました。

20200626その1

 ここが。


20200626その3

20200626その2

 こうなりました。

 

 踏査した時の岡橋さんの御指示で,ここは堤のようになり,川の上流部分が池のようになる,とのことでした。
 土を撒くまでは水が流れてなかったので,常水でないと思っていたのですが,どこかに伏流があったのか,堤を作ったら上流側に池が出来ました。

20200626その4

 岡橋さんの慧眼おそるべし。


 とりあえずこれで先の開設を進めていたら,雨が降ったら酷いことになりました。

20200626雨後失敗

 上流からの水が路面全体に散らばり,ぐちゃぐちゃになってしまいました。
 ここは土の運搬で何度もキャタトラが通過する予定だったので,このままではいけない,と改善しました。
 具体的にはバラスを撒いて,道の中央部分を低くすることで道をV字にして水が通る道をはっきりさせました。

20200626改善1

 こんなふうに。


20200626改善後の雨後

 で,雨後はこんな感じに。


 路面処理を入れてないので右側の水が落ちるところ(路肩)が削れましたが,おおむね予定通りになりました。とりあえず,これで雨降っても1日ほど置けばキャタトラが移動しても大丈夫になりました。
 
 ところで,先ほども言及しましたが,本来であればこの個所は路面処理を施して路肩が削れないようにしないといけません。ではなぜ路面処理をしていないのか。

 まず第一にここはまだ人工林に入ってないので,路面処理用の木が無い!まあ,幸いに今年のもう一つの現場である中川は近いので木は取ってこれます。ひとまず2tダンプで3m材を21本持ってきました。

 次に,こっちの方が重要なのですが,ここは路面高がもっと上がる場所です。路面処理をしてしまうと路面高が決まってしまうので,路面高を上げ切っていない状態では路面処理はできません。
 じゃあさっさと路面高上げろよ,って話になるんですが,今度は土が無い。ので,先に進んで土を取れるところまで開設しよう,というのが今の段階です。
 とりあえず,2回目の沢渡があるところまで進んでから,そこまでの路面高を確定しようという目標で進んでいます。遠いなー。

 他にも地山勾配が高すぎるのにこんなところに盛り土していいのか,とか,犬走しようにも下が岩でできんやん!とか,ヘアピンの切り取りの高さがすごいことになってますけど,とか,日々「これで本当にいいのかしらん?」と悩みながら作業をしているこの頃です。

 たいへん勉強になる現場でございます。あは。

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