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山での仕事ってどんな?日原小6年生と一緒に木を伐りました!

以前の記事でも紹介がありましたが、ヤモリーズは道づくりや間伐搬出のほか、学校の授業や課外活動のお手伝いをすることがあります。今年も、日原小学校の教育魅力化コーディネーターの方からお話があり、6年生の間伐体験をサポートしました。

朝の会の歌声が聞こえる廊下を歩き教室へ。はじめに、事前に子ども達から寄せられた質問に答えます。前日夕方の無茶振りにも関わらず、原田君がきれいにまとめたプレゼン資料を使って説明。子ども達も熱心に聞いてくれました。津和野町の森林面積は割合にして90%なのですが、山の仕事を見聞きする機会はやはり少ないようで、こうした機会は貴重だなあと思いました。

質問タイムが終わり、現場へ。体験場所はスギの人工林です。

子ども達も受け口や追い口の説明は事前に聞いていますが、実際に見てみないと分からないよね。ということで、ヤモリーズ(今回はがっちょ先生)がチェンソーで1本倒すところを実演。

デモンストレーションが終わったら各班に分かれ、自分達が伐る木の樹高や樹齢、重さなどを予想します。

いざ、伐倒!

とはいえ、のこぎりで伐り進めるのはなかなか大変です。特に斜め切りは修正が難しいので、適切な角度を保ちながら鋸を動かす必要があります。

1時間ほど鋸を挽き、遂に追い口が完成。

ツルがちぎれる音と共に木が傾き、どすーんと倒れると、子ども達の歓声があがります。

言わずもがなこの瞬間がハイライトなのですが、伐倒直前~直後の写真は撮り逃してしまいました。代わりと言っては何ですが、子ども達に与えられた課題の一つに「伐採する前後の上空の様子を撮影して観察してみよう」という項があるので、どうぞ。

▼brfore

▼after

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倒した木の上方部分輪切りにしてプレゼントすると、喜んで持って帰ってくれました。将来、何かの機会にこの日の経験を思い出してくれたら嬉しい限りです。

(文:いっしー)

ご支援いただいたお金は、重機の修繕や消耗品の購入等、ヤモリーズの活動のために使わせていただきます!